骨盤調整のクラスでは、右半身と左半身に分けて体全体の調整を行います。その一連のプログラムの終盤に片脚を天井へ伸ばして、膝裏を両手でマッサージする時間があります。その膝裏のもみほぐしが、とても気持ちいいのです。
骨盤調整ヨガには、ほとんど仰向けで寝た状態で行う一連のプログラムがあって、そのプログラムは変わることなく実施されます。
仰向けになって、片脚を天井へ伸ばすだけでも気持ちいいのですが、膝裏を親指以外の4本の指(両手で8本ですね)で軽くぐりぐり押すと、痛いけど気持ちいいです。膝裏には腰痛のツボがあるので、マッサージを行うと、腰痛の軽減にもつながります。
仰向けの片脚を伸ばすポーズ
仰向けの片脚を伸ばすポーズの進め方
- 仰向けになって右足の膝を曲げて立てます。
- 左足は真っ直ぐ天井へ向けて伸ばします。両手で膝裏をささえます。親指以外の4本の指で膝裏を押さえるようにします。
- 足裏は、踵(かかと)を突き出して直角になるようにして、膝裏を伸ばします。
- 膝裏を両手の4本の指でぐりぐりもみほぐします。親指は、軽く添えるようにします。
- 両手で膝裏を押さえたまま、足首を前後にゆっくり動かします。
- その後、膝裏を両手で押さえたまま、足首を回します。反対にも回します。
- 反対の足でも同様に行います。
片脚を伸ばすポーズの主な効果
- 浮腫み軽減
- 腰痛の軽減
仰向けになって、片脚を伸ばすだけでも気持ちいいのですが、膝裏を親指以外の4本の指(両手で8本)で軽くグリグリすると、痛いけど気持ちいいです。
膝を少し伸ばすとイタ気持ちいい箇所を見つけやすくなります。
ベルトやタオルを使った膝裏伸ばし
ベルトを使って、膝裏伸ばしを行うこともあります。自宅では、ベルトの代わりにタオルを使うといいですね。
これだけでも浮腫みを軽減できます。
膝裏のグリグリマッサージ
先生の話によると、膝裏には腰痛のツボがあるそうです。別に腰痛持ちではないのですが、膝裏をぐりぐりすると妙にイタ気持ちいいのです。
膝裏を押さえたまま、足の裏を前後に動かしたり、足首を回すと、これまた気持ちいいのです。押さえる位置をちょっとずらすと感じ方が変わります。気持ちいいと感じるところを自分で探すといいと思います。時間をかける必要はありません、少しの時間で十分です。
腰痛の軽減にもなるかもしれませんが、私は足の浮腫みがとれるような気がします。重たかった足がスッキリします。膝裏にはリンパもあるので、もみほぐすことでリンパの流れも良くなるのでしょうね。
滞りはできるだけ失くして、老廃物を流すほうが代謝もアップします。椅子に座ったままの状態でも、足が重いと思ったら、膝裏を揉んでみてください。きっと軽くなると思います。
また、今日、紹介した仰向けの片脚のポーズはお布団の上でもできますので、就寝前に行なうのもいいですね。
追記膝裏のグリグリマッサージについては、以下の本に記されています
また、以下の記事内でも紹介しています。