ヨガの補助器具をたくさん取り入れてポーズする、ほぐしヨガというクラスがあります。
これまで、ホットヨガ【カルド中洲】では、器具を使うことはなかったので、とても新鮮です。
今日のレッスンで使った補助器具は、ボルスター、テニスボール、ブロック、ベルトです。
ボルスターというのは、大きな枕のようなものです。硬すぎず、柔らかすぎずの大きなクッションのようなものです。
今日は、このボルスターに仰向けになって胸を開くストレッチを行いました。
仰向けの合蹠(がっせき)のポーズ
仰向けの合蹠(がっせき)のポーズの進め方
- ボルスターの前(ボルスターに乗るのではなく)の床にお尻をつけます。
- ボルスターにゆっくり体を乗せていきます。
- 両手を横に広げます。
- 両足の足裏を合わせて合蹠(がっせき)のポーズをします。痛くなければ、気持ちいいと感じるならば合蹠(がっせき)のポーズをとります。
- 深い呼吸を続けます。
仰向けの合蹠のポーズの主な効果
- 股関節の柔軟性を高める
- 胸を開く
上の画像を見ると、ボルスターの大きさがどのくらいのものか想像できるかと思います。簡単なポーズですが、胸を開くストレッチになるんですね。
ボルスターは、軟か過ぎず、硬すぎず、気持ちよく体を預けることができます。床で両手を広げるより、高さがあるので十分広げることができます。
これって、自宅でも沈み込むほどの柔らかい枕でなく、適度な硬さがあればボルスターの代わりとして使うことができます。枕を縦にして、その上に体を乗せ、両手を広げます。また、無理でなければ、足裏もくっつけて合蹠のポーズに挑戦してみてください。
5回ほど深い呼吸を続けたら、枕を外して床に仰向けになると、違いを感じることができると思います。
幾分か背中が床に沈み込むような感じを得ることができます。
テニスボールを使った合蹠のポーズ
レッスンのはじめには、テニスボールでお尻から肩甲骨まで解していきます。
床に仰向けになって、テニスボール2個をお尻の両端に置いて、お尻を左右に振ったり、上下に動かしたりしてほぐしていきます。2個のテニスボールを少しずつ上へ移動させて、背中全体をゆっくりほぐしていきます。
足は、両ひざを立ててもいいし、足裏を合わせて合蹠(がっせき)のポーズにしてもいいし、真っすぐ伸ばしていてもいいそうです。
とにかく、自分が一番気持ちよく、リラックスできるスタイルでいいとのことです。
実に気持ちいいです。背中をコロコロしていると、胃に痛みを感じるところもあります。違和感を感じるところは、特にゆっくり丁寧に解すと良いそうです。
あまりに気持ち良くて、帰りにスポーツ店に行ってテニスボールを購入したぐらいです。
補助器具を使うと、体が硬い人でも楽にポーズをとることができます。
ブロックで高さをつけることで、前屈や後屈も楽にポーズすることができます。無理なく楽しくレッスンできることが、継続できるコツですね。