常温ヨガは、汗をかかないと思っていらっしゃる方も多いようですが、決してそんなことはないです。クラスの運動量にもよりますが、額にうっすら汗がにじんでくることがほとんどです。
明らかに血の流れが良くなっていることを実感することができます。
この記事の目次
真珠貝のポーズ
真珠貝のポーズは亀のポーズとも呼ばれています。
下の完成形のポーズを見ていただくと分かると思いますが、真珠貝でも亀でも何となく納得できるネーミングですよね。
真珠貝のポーズの進め方
- まず、足の裏をくっつけて座ります。足の裏をくっつけた形を合蹠(がっせき)と呼びます。踵(かかと)は恥骨に近づけすぎず、両足でひし形を作るような感じです。
- そして、両手を足の下から通して、手のひらは床につけた状態で、ゆっくり前へ伸ばしていきます。伸ばすだけでもいいのですが、できれば足先を両手で包むようにします。
- リラックして、息を吐きながらゆっくり前屈します。
- できるようであれば、額を足に近づけるようにします。深い呼吸を続けます。目を閉じると、なおリラックスすることができます。
- 息を吸いながら、両手を足から抜いて、ゆっくり起き上がります。
真珠貝のポーズの主な効果
- 腰痛や背中の痛みの緩和
- 疲労回復
- 股関節の柔軟性を高める
- 婦人科系のトラブルの軽減
真珠貝のポーズは、背中や腰、お尻までを伸ばすことができるので、腰痛や背中の痛みの緩和につながり、また疲労回復にも効果があるそうです。
また、股間を開くことで股関節も柔軟にすることができます。生理痛は、冷えや凝りで骨盤内の血流が悪くなっておこることが多いそうです。
ですから、このポーズは骨盤内の血流を促進して、生理中のイライラも鎮めることができるのだそうです。
生理中の時は、特に無理はしないでくださいね。気持ちいいと感じるところまでで十分です。
キャットアンドカウのポーズ
生理痛のときはキャットアンドカウのポーズもおすすめです。
背骨周辺の筋肉を柔らかくすることで自律神経を整えるたり、ホルモンバランスを整えることができるそうです。
キャットアンドカウのポーズは、ほとんどのクラスで行います。ゆっくり丁寧に呼吸に合わせて、背骨を意識しながら行うことがポイントです。
以下の記事でも紹介しています。
真珠貝のポーズもキャットアンドカウのポーズも自宅の狭い範囲で行うことができます。
ヨガは、場所を選ばずできるので、普段の生活の中にも取り込みやすいですよね。
今日は何だか調子が悪いなと思ったら、ヨガのポーズを思い出して早めにスッキリしてくださいね。