ヨガのポーズの中にガス抜きのポーズというのがあります。名前のとおり、お腹に溜まったガスを排出しやすくなるといわれているポーズです。
お腹にガスがたまると、本当に不快ですよね。できれば、早くすっきりさせてしまいましょう。
ガス抜きのポーズ
ガス抜きのポーズの進め方
- 仰向けになります。
- 両腕で両ひざの少し下あたりを抱え込みます。
- 息を吐きながら、太ももをお腹へ引き寄せます。お尻を床から浮かすようにすると、背中全体をより伸ばすことができます。
- 息を吸いながら、少し緩めます。また、吐く息で太ももをお腹へ引き寄せます。
- できるなら、息を吐いて太ももを引き寄せるときに、頭を持ち上げて膝に近づけます。
ガス抜きのポーズの主な効果
- 腰痛の緩和
- 内臓機能を高める
- 股関節の柔軟性を高める
インストラクターの先生は、額が膝につくんですよ!びっくりします。私は、頭を持ち上げると首が痛くなってしまうので、頭は床につけたままで行っています。
頚椎症など、首に問題がある方は気を付けてください。違和感がある場合は、床につけたままで行います。
頭を持ち上げると、より背中を丸くできるので、その分、背中の筋肉を伸ばすことができます。
また、頭は床につけたままでも、大きく腹式呼吸を行うとより効果的です。
ガス抜きのポーズで左右にごろごろ
頭は床につけたままで、両腕で両足を抱えた丸まった状態で左右にゴロンゴロンと揺らすと、背中全体のマッサージになりとても気持ちいいです。
この時は、頭はマットにつけて、リラックスしておこないます。
これも、家の中の狭い範囲でもできるポーズですね。
ゆっくりとしたリズムで深い呼吸に合わせて行うと、リラックスできて深い眠りに入りやすくなります。
レッスンの後はお腹がスッキリ
お腹のガス溜まりは、本当に不快ですね。
できれば、早くすっきりさせたいものです。
しかし、このガス抜きのポーズをしたからといって、すぐにガス抜きができるかというと、そういうことは滅多にありません。
たまたま、ガス抜きのポーズをした後、すぐにガス抜きができたということもあるかもしれませんが、毎回その効果があるというわけではないです。
お腹を刺激するので、ガス抜きに影響がないことはないです。ヨガのレッスン中に「プー」と聞こえたこともあります。
60分のヨガレッスンの効果は大きい
私の経験からすると、ガス抜きできてスッキリするのは、このガス抜きのポーズだけではなく、60分ほどかけて体をほぐしたり、内臓を刺激したりすることで、ガス抜きがしやすくなっている気がします。
約1時間のレッスンを終えた後に、スッキリということは何度も経験があります。
このガス抜きのポーズは、どのクラスでもよく行うポーズです。赤ちゃんのポーズとも呼ばれています。
お腹を刺激してガス抜きしやすくなるだけでなく、背中を丸めるので、腰や背中の筋肉を伸ばすこともできます。
レッスンの終わりに、このポーズを行うことが多いのですが、それはレッスンで使った背中や腰回りの筋肉をマッサージする意味が多い気がします。
レッスンの最後は、お決まりのシャバアーサナ(寝るだけのポーズ)があるのですが、その前にガス抜きのポーズで左右にごろごろして背中をマッサージすることが多いです。
緊張した背中の筋肉をほぐすんですね。お腹の調子が悪い方にもヨガはお勧めです。
低FODMAP食で腹部膨張やげっぷが治った
私の体験談ですが、ヨガレッスンが終わっても、お腹にガスが溜まって苦しく、げっぷも頻繁にでて苦しんだことがあります。
たまたま本屋さんで、以下の本を見つけ、読んでみると…症状がよく似ています。
昔からヨーグルトを食べると、お腹がぐるぐるになることはよくありました。もしや。。。私はこれかも?
薬を飲むわけでもないし、食事を低FODMAP食に変えるだけです。
本に低FODMAP食と高FODMAP食のリストが載っているので、それを見ながら実行しました。
試してみたら、あれほど苦しんでいたお腹の張りやげっぷが治ったのです。3日ほどで変化を感じて本当にびっくりでした!
私のお腹の不調は、これだったんだ!と納得できました。
もし、お腹の調子が悪くて悩んでいたら、一度、上記の本を読んで低FODMAP食を実行してみてください。