常温ヨガレッスン

[片手を上げたねじったハイランジ]は左右の違いがはっきり分かるポーズ

投稿日:2017年12月29日 更新日:

スタジオへ入ると、ローズマリーの香りがスタジオ中に満たされていました。アロマヨガのクラスは、いくつかありますが、どのクラスも私のお気に入りです。

いい香りの中で胸いっぱい、お腹いっぱい吸い込むと気分も高揚してきます。

特にローズマリーは前向きに元気にしてくれる効果があるようです。血行促進の効果も高いので、マッサージでもよく使われているとのことです。

今回は、少し難易度の高い「片手を上げたねじったハイランジ」というポーズを紹介します。

クラス選びは先生

ヨガレッスンを選ぶときには、クラス内容や運動レベルも一応チェックしますが、一番の決め手はインストラクターの先生です。どうしても合う合わないはあります。相性というのはあると思います。今、通っているヨガ教室には、10数人のインストラクターの先生が各クラスを担当されています。嫌いな先生はいません。

ですが、ポーズとポーズの間の取り方とか、説明されるときの話し方とか、好きになれる先生とそうではない先生がいます。ですから、どうしても先生を基準にクラスを選びがちになってしまいます。

ときどき、都合が合わなくて、あまり参加したことのないクラスに入ることがあります。そうすると、すっごく新鮮な感じです。やったことのないポーズを経験することもあります。

今日参加したクラスも2度目のクラスです。一度目で感触が良かったので、ましてアロマのクラスですし。足取りも軽くスタジオに入りました。

一回のレッスンで数多くのポーズを行いますが、半分ほどのポーズはあまり体験したことのないポーズでした。決して難しいというわけではありません。ヨガって奥が深いというか、どれだけのポーズがあるんだ?!と驚かされます。

日常では、決してとることのないポーズ、目にすることもないポーズです。だからこそ、普段の生活では使っていない筋肉を伸ばすことができるんですね。

右と左の違い

私は右肩も左肩もフローズンショルダーを経験しました。凍結肩肩関節周囲炎四十肩五十肩とも呼ばれているあの病気です。右肩の後、左肩を発症したのですが、左肩は未だに後遺症が残っています。

右肩こり
右五十肩はある日突然やってきた!切って捨ててしまいたいほど痛い

突然、右腕が上がらなくなりました。ブラジャーを留めることができないのです。腕を上げられないことで日常の生活に支障がでます。服を脱ぐのも着るのも痛い、時間がかかる。ビンやペットボトルの蓋も開けられなくなりました。五十肩が治るのに3年ほど要しました。

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左肩こり
左五十肩と頚椎症で肩も上がらないし首も回らない

まさか、また五十肩を発症するとは!右の五十肩で苦しんで、やっと解放されていたのに、左肩も発症するなんて!ショックでした。症状から すぐに五十肩だと判断できました。2度目ですからね。そして、月日が経てば治るんだという確証もありました。

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右に比べると、左肩の可動域が狭いのです。痛みはないので、日常の生活に支障はありません。

ただ、ヨガポーズをとると、ポーズにもよるのですが、右と左の違いが顕著に現れるポーズがあります。こんなにも違うのかと、自分でも驚いてしまいます。

その左右の違いに驚くポーズが、下のねじったハイランジというポーズです。右手はどうにか上げられるのですが、左手は上げるどころか、真横までで精一杯です。

片手を上げたねじったハイランジ

ねじったハイランジ

片手を上げたねじったハイランジの進め方

  1. 板のポーズになります。俗にいう腕立て伏せのポーズですね。

    板のポーズ

  2. 右足を、両手の間に移動させます。右手寄りのほうに置きます。両手と足先が直線になるようにします。
  3. 両手をハンズカップ(指立て)にして、正面を見ます。右膝(ひざ)の真下に足首がくるように直角において、右足を踏ん張ります。
  4. 左足のつま先を床に立てて、膝(ひざ)も床から離して伸ばします。ハイランジです。

    ローランジ

  5. 左手は手の平を床につきます。右手は一度、右膝の上に置いて、それから天井へ向けて真っ直ぐに上げます。
    ねじったハイランジ
  6. できるだけ胸を開くようにして、呼吸を続けます。
  7. ゆっくり、ひとポーズずつ戻していきます。
  8. 反対の足も同様に行います。

ねじったハイランジの主な効果

  • 下半身の強化
  • 内臓の活性化
  • 骨盤を整える
  • 気持ちを前向きにする

このポーズは、下半身強化はもちろんですが、ねじることで内臓も刺激します

右手は上へ向けることができるのですが、左手は上げることができません。上げようと意識しても、まったく動きません。痛くはないのですが、固まってる感じなんですね。胸を開くようにと言われるのですが、それどころではありません。

無理はしないのがヨガですから、できるところまでです。このポーズは難易度も高いですから、できなくても気にしません。

左側を向くときは、とても変な恰好です。こういうとき、ああ、五十肩だったんだと、五十肩であったことを思い出します。生活の中で痛みを感じることはありませんから、なおさらです。

ヨガを続けていくうちに、少しずつ左腕を上げれるようになったらいいなと思っています。

関連片手を上にしたねじったハイランジは以下の記事でも紹介しています。

リカちゃん 癒しのリラックスヨガ
ねじったハイランジでお腹や背中をストレッチ!下半身強化も

ハイランジのポーズは、下半身強化のポーズとして定番ですが、それにねじりを加えると背中やお腹のストレッチにもなります。ねじったハイランジの主な効果は、下半身の強化、内臓の活性化などですが、骨盤を整えて気持ちを前向きにしてくれるポーズです。

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執筆者/はま

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