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常温ヨガレッスン

胸を開くとは腰を反ることではない!左右の肩甲骨を寄せ合うこと

投稿日:2017年12月30日 更新日:

ランジのポーズと言えば、下半身強化のポーズとして知られていますが、胸を開く効果も高いです。

正しいポーズを行わないと、効果も半減してしまいます。胸を開くことは、腰を反ることではないということをしっかり意識すれば大丈夫だと思います。

胸を開くということ

ヨガの先生

胸を開きましょう。

このクラスでは、先生からよく「胸を開きましょう。」と声をかけられます。

胸を開こうとすると腰を反ってしまいがちですが、それは正しいポーズではないんです

腰は反らないで胸を開くには、左右の肩甲骨を中央に寄せるようにします。

肩甲骨

肩甲骨も柔らかくないと、胸を開くことも難しいのかもしれません。

今でこそ、腰に力が入らなくなりましたが(当初と比べてです)、昔は「姿勢に気をつける=腰を反る」でしたから。

先生から「胸を開きましょう。」と言われても、胸を開いている状態なのかどうか、自分ではよくわかりません。

背骨は、反るんじゃなくて上へ伸ばすようにすること、左右の肩甲骨は背骨に近づけるようにして中央に寄せ合うこと。

ポーズをとりながら、頭の中はぐちゃぐちゃになりそうです。

下のハイランジも左右の肩甲骨を寄せて、胸を開くようにします。

胸を開くことができるようになると、以下のような流れで体に変化がおきてきます。

胸を開くことができる

姿勢が良くなる

深い呼吸ができる

多くのエネルギーを取り込む

血流が良くなる

ハイランジ

三日月のポーズ

ハイランジの進め方

  1. ダウンドッグ(下を向いた犬のポーズ)になります。

    顔を下に向けた犬のポーズ(ダウンドッグ)

  2. 目線を両手の間に移して、右足を両手の間に移動します。そのまま前をみます。前に出した右足は、膝の真下に足首が来るようにします。

    ローランジ

  3. 両手を膝の上に置いて、一度上体を起こします。
  4. 息を吸いながら、ゆっくり両手を上へ持ちげます。胸を開くようにします。左右の肩甲骨を背骨に近づけるようにして寄せ合います。腰は反らないようにします。
    ハイランジ
  5. 深い呼吸を続けます。
  6. ゆっくり一ポーズずつ戻していって、ダウンドッグに戻ります。
  7. 反対の足も同じように行います。

ハイランジの主な効果

  • 股関節の柔軟性にする
  • 気持ちを前向きにする
  • 下半身の強化
  • 背筋の強化

ランジのポーズと言えば、下半身強化のポーズとして知られていますが、胸を開く効果も高いです。正しいポーズを行わないと、効果も半減してしまいます。

胸を開くことは、腰を反ることではないということをしっかり意識すれば大丈夫だと思います。

それよりも、後ろへ伸ばした脚の鼠径リンパ節を刺激して、鼠径部の伸びを感じることが重要です。

胸を開くことができるようになると、姿勢が良くなり深い呼吸もできるようになります。そうすると、多くのエネルギーを取り込むことができて、血流も良くなるのだそうです。

普段から胸を開いた美しい姿勢が保てるようになりたいものですね。

執筆者/はま

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