運動レベルが高いクラスでは、体幹を鍛えるためのポーズも多く取り込まれています。
もちろん、安楽座で呼吸を整えて、座ったままのポーズからゆっくり始まります。
そして、四つん這いのポーズ、立ちポーズというようにレッスンの流れは同じなのですが、その流れの随所に体幹トレーニングが織り込まれています。
その中から簡単なものを3つ紹介します。
テーブルのバランスのポーズでアップ
四つん這いの姿勢から右足を上げます。そして、左手を上げます。
手の平を下へ向けて、床から離している片足、片手をアップします。先生の「アップ、アップ…」の声に合わせて、5回行います。
四つん這いの姿勢の時に気を付けるのは、両腕の肘の内側が前に向かないように、内側に向けて、両方の肘の内側が向きあうようにすることです。
肘の内側が前を向いていると、手首にロックがかかってしまうのだそうです。反対の手足も同様に行います。
ハイランジのポーズでスクワット
ハイランジのポーズでは、後ろに伸ばした足の踵(かかと)を床から離します。
このポーズをキープするだけでも十分なのですが、体幹トレーニングでは、このポーズのまま腰を下へ落とします。
息を吸いながら、また元の姿勢になって、息を吐きながら、また腰を落とします。これを先生の掛け声に合わせて、5回行います。
半分の舟のポーズで後ろへ倒れて起き上がって元のポーズへ
半分の舟のポーズのまま、徐々へ後ろへ重心を移動させます。
床に背中がついたら起き上がって、舟のポーズでキープします。
5回繰り返した後は、両足を伸ばしてキープです。
レッスンの途中で先生がよく口にされます。
お腹を引き込んで~
お腹を引き込んだまま~
お腹を意識しながらポーズを行うと、今度は呼吸がおろそかになってしまいます。
ヨガは呼吸が大事です。呼吸が苦しくなるほど無理をしてはいけないんですね。呼吸を意識しながら、呼吸に合わせてポーズを行います。
それに加えて「お腹を引き込んで」となると…。おそらく、そこが初心者なんですよね。(^^ゞ
自分ができる範囲で
レッスン中に先生は、よく言われます。
このままでもいいですよ~
挑戦できそうだなと思う時だけ、次のポーズへ繋げていけばいいんです。
周りを気にしないで、自分ができる範囲のポーズでいいんです。
周りの目もあるし、ついつい頑張ってしまいますが、頑張らない勇気も必要なんですね。
完成形のポーズができなくても効果は十分ありますから。挑戦してもできない時もあると思います。でも、へこまないで!
挑戦した自分を褒めてあげてくださいね。続けていると、必ずできるようになりますから!
特に暑くなってくるこれからの季節は、薄着になってボディラインも気になりますね。暑くなる前にぜひ、トライしてみてください。