今日もローズマリーの香りがスタジオ中に満ち満ちていました。アロマヨガのクラスは、いくつかありますが、どのクラスも私のお気に入りです。いい香りの中で胸いっぱい、お腹いっぱい吸い込むと気分も高揚してきます。特にローズマリーは前向きに元気にしてくれる効果があるようです。血行促進の効果も高いので、マッサージでもよく使われているようです。
クラス内容
・適度に体は動かすが、初心者にもやさしいクラス
・おなかを使う丹田式呼吸を実施。呼吸とポーズを連動させ体の巡りを高めます。
・呼吸を整え体の不調を改善していくプログラムです
ヨガレッスンを選ぶときには、クラス内容や運動レベルも一応チェックしますが、一番の決め手はインストラクターの先生です。どうしても合う合わないはあります。相性というのはあると思います。ヨガスタジオハートワンでは、10数人のインストラクターの先生が各クラスを担当されています。嫌いな先生はいないです。ですが、ポーズとポーズの間の取り方とか、説明されるときの話し方とか、好きになれる先生とそうではない先生がいます。ですから、どうしても先生を基準に選びがちになってしまいます。ときどき、都合が合わなくて、あまり参加したことのないクラスに入ることがあります。そうすると、すっごく新鮮な感じです。やったことのないポーズを経験することもあります。
今日参加したクラスも2度目のクラスです。一度目で感触が良かったので、ましてアロマのクラスですし。足取りも軽くスタジオに入りました。
一回のレッスンで数多くのポーズを行いますが、半分ほどのポーズはあまり体験したことのないポーズでした。決して難しいというわけではありません。ヨガって奥が深いというか、どれだけのポーズがあるんだ?!と驚かされます。日常では、決してとることのないポーズ、目にすることもないポーズです。だから、普段の生活では使っていない筋肉を伸ばすことができるんですね。
私は右肩も左肩もフローズンショルダーを経験しました。凍結肩、肩関節周囲炎、四十肩、五十肩とも呼ばれているあの病気です。右肩の後、左肩を発症したのですが、左肩は未だに後遺症が残っています。右に比べると、可動域が狭いのです。痛みはないので、日常の生活に支障はありません。ただ、ヨガポーズをとると、ポーズにもよるのですが、右と左の違いが顕著に現れるポーズがあります。こんなにも違うのかと、自分でも驚いてしまいます。
その左右に違いに驚くポーズが、下のねじったハイランジというポーズです。右手はどうにか上げられるのですが、左手は上げるどころか、真横まで上げるのが精一杯です。
ねじったハイランジ

出典:Yoga Share
ねじったハイランジのやり方です。
- 板のポーズになります。俗にいう腕立て伏せのポーズですね。
出典:Yoga Share
- 右足を、両手の間に移動させます。右手寄りのほうに置きます。両手と足先が直線になるようにします。
- 両手をハンズカップ(指立て)にして、正面を見ます。右膝(ひざ)の真下に足首がくるように直角において、右足を踏ん張ります。
- 左足のつま先を床に立てて、膝(ひざ)も床から離して伸ばします。ハイランジです。※画像では、足は逆になっています。
出典:Yoga Share
- 左手は手の平を床につきます。右手は一度 右膝の上に置いて、それから天井へ向けて真っ直ぐに上げます。
出典:Yoga Share
- できるだけ胸を開くようにして、呼吸を続けます。
- ゆっくり、ひとポーズずつ戻していきます。
- 反対の足も同様に行います。
このポーズは、下半身強化はもちろんですが、ねじることで内臓も刺激します。右手は上へ向けることができるのですが、左手は上げることができません。上げようと意識しても、まったく動きません。痛くはないのですが、固まってる感じなんですね。胸を開くようにと言われるのですが、それどころではありません。
無理はしないのがヨガですから、できるところまでです。左側を向くときは、とても変な恰好です。こういうとき、ああ、五十肩だったんだと、五十肩であったことを思い出します。生活の中で痛みを感じることはありませんから、なおさらです。ヨガを続けていくうちに、少しずつ上げれるようになったらいいなと思っています。
レッスンの終わりは、お決まりのシャバアーサナ(寝るだけのポーズ)です。今日は、この時 本当に寝入ってしまったようです。自分の鼾で目が覚めましたから。(^^ゞ