ヨガではブロック(補助ツール)を使ってポーズを行うことがあります。はじめっから完成形のポーズを目指すより、補助ツールを使って無理なく行うことも大切です。
呼吸ができないくらい踏ん張るより、楽な姿勢で呼吸ができるポーズを心掛けるようにします。
この記事の目次
完成を目指しすぎないことも大事
ポーズの完成を目指そうにも、とてもじゃないけど無理だということがあります。
ずぼらな私は、諦めも早く、できないと思ったら、すぐに止めてしまいます。まぁ、それでいいのかなぁと思っていますが。
ヨガも一生けん命、100%の力を出し切ってやると、レッスン後にむちゃくちゃ眠くなったり、翌日も気怠くなってしまいます。
眠いから、怠いからと休むことができればいいかもしれませんが、日常の生活の中では、そうはいかないことが多いです。
ほどほどって本当に難しいなと思うことがあります。
もちろん、上達はしたいです。できなかったポーズができるようになると、嬉しいです。
ですが、無理をしちゃいけないんですね。日々変化する自分の体調に耳を傾けて、その変化に気が付くことが大切なんです。
つまり内観するということですね。
ブロックを使った体側伸ばし
ブロックを使った体側伸ばしの進め方
- まず、門のポーズを行います。膝(ひざ)立ちになって、右足を真横に伸ばします。右手は右足の腿や膝付近に添えます。
そして、左手をあげて、右側に倒していきます。左側の体側の伸びを感じます。この時、腰を後ろに引かないように気をつけます。
- 門のポーズから、上に伸ばした左手を左側の床に着きます。この時、ブロックを用意していたのなら(ポーズを行う前に置いておきます)、そのブロックの上に手の平をつきます。
- そして、右手をあげて左側へ、ゆっくり伸ばしていきます。しっかり体側を伸ばしながら、深い呼吸を続けます。
- 膝立ちの状態に戻って、反対も同様に行います。
体側伸ばしの主な効果
- 腰から脇腹の筋肉伸ばし
- 血行促進
- デトックス効果も高い
- 股関節の柔軟性を高める
本来は、横向きの板のポーズと呼ばれるものです。膝をつくか、つかないかで難易度は大きく違ってきます。
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[易しい横向きの板のポーズ]で胸を開いて大胸筋を刺激すると...
ヨガでは、胸を開くポーズが多いです。胸を開くことで深い呼吸ができるようになって、エネルギーもたくさん流れるのだそうです。胸を開こうとすると、大胸筋を伸ばして刺激することができます。そうすると、胸周辺の血行も良くなるのだそうです。
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横向きの板のポーズは、真っ直ぐ上に手を伸ばして、体幹強化が主となるポーズですが、ブロックで支えながら行うと体側を伸ばすことに注力できます。
ブロックなしでできると思うのですが、手の平を床にしっかりつけようとすると、腰が後ろへ引けてしまいます。
ブロックがあるのと、ないのでは全く違います。無理をしないポーズが一番です。
常温ヨガでは、ブロックのような補助ツール(プロップス)を使うことがよくあります。これもホットヨガとは異なります。
参考座位の体側を伸ばすポーズには、扇のポーズもあります。
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[扇のポーズ]は肋骨周りのストレッチ!全身に酸素が巡って気分スッキリ!
扇のポーズは、脇腹と背中を気持ちよく伸ばすことができます。脇腹を伸ばすことで肋骨周りのストレッチになります。そのため、深い呼吸がやりやすくなって、全身に酸素が送られて脳も体もスッキリします。体側は普段あまり伸ばすことがないので、意識して伸ばすようにしたいですね。
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