この先生のクラスに参加する方の中には、先生のマッサージが好きで、このクラスを選択されている方は多いと思います。
実は、私もその中の一人です。
先生のマッサージを受けながらの先生とのおしゃべり、そして優しい指導が魅力です。
ほんの数分間のマッサージなのですが、アロマオイルを塗ってくれるので、いい香りもしますし、ざわざわした気持ちは吹っ飛んでしまいます。
四つん這い(テーブルのポーズ)
今日は、四つん這いの姿勢の時に指導を受けました。
両手、両足をマットにつけた四つん這いですが、ヨガならではのお作法があります。また、ヨガでは、テーブルのポーズと呼ばれます。
通常、どのクラスでも四つん這いのポーズのときには、以下のような指示を受けます。どうですか?結構、あるでしょう!
- 肩の下に手首、手の平はパーにしてしっかり開きます。中指が真っ直ぐ前です。
- 肘がロックされないように、両肘の内側を向かい合わせるようにします。そうすると、肘にロックがかからなくなります。肘の内側が前を向いていると、肘にロックがかかってしまい、手首を痛めることがあるそうです。
- 腰の真下に膝をおいて、握りこぶし一個分か一個半分ぐらいに開きます。
- 足の甲は床につけます。
- お腹を引き締めるようにして床と平行になるように保ちます。お腹を引き締まるようにしないと、腰が反ってしまいます。
- 背中がテーブルになったイメージをします。
私は、素直に先生の言うとおりにしているつもりです。ですが、この単純に思えるポーズでも指導を受けることがあります。
膝の位置がもう少し前ですね。
そうなんです、自分では腰の真下に膝を置いているつもりなのですが、真下に来てないんですね。おそらく下のような状態なのだと思います。
数センチ、膝を前にだすと、
はい、そうですね。バッチリです。
このテーブルのポーズから始まるポーズはたくさんあります。キャットアンドカウ、針の糸通し、トラのポーズなど、本当に多くのポーズの開始の形になります。
呼吸が楽にできるポジションを探しながらポージング
先生が良く言われます。
呼吸が楽にできる位置を探しながら、行いましょう。
ヨガは完成形のポーズを競うものではありません。
自分で気持ちがいいと思う位置で十分ですよ。
ヨガは、呼吸を大切にします。だから、呼吸が止まるほど、頑張ってはいけないんですね。
たとえば、三角のポーズというのがあります。
視線は上げた手の指先を見るのですが、苦しいのなら、首が痛いのであれば、しなくてもいいのです。前を向いていてもいいのです。
下の手も無理して、下へ伸ばす必要もないのです。手を置く位置は、腿(もも)でも膝(ひざ)でもいいのです。下へ伸ばそうとすると、お尻が後ろへ飛び出て正しい姿勢を保てなくなります。それよりも胸を開くようにします。
決して周りの方と比較しないで、自分の体の声を聞いて気持ちイイと感じる位置を探すようにします。内観するということですね。
呼吸はできているからしら?今、私の体は気持ちイイと言ってるかしら?(心の声)
周りに人がいると、ついつい頑張ってしまいがちですが、それは良くないんですね。
自分の体と対話すること、自分の体をじっくり観察することが重要なんですね。