ヨガレッスンへ参加すると、必ずといっていいほど、キャットアンドカウのポーズを行います。
このポーズのとき、先生が「お尻の穴を天井へ、お尻の穴を床へ」と言われます。最初、「お尻の穴」という言葉にびっくりしたのですが、最近はこの言い方が、一番しっくりする気がします。
どこを意識してポーズをするのかで変ってきますからね。イメージしやすいなと思います。
キャット アンド カウのポーズ
どのクラスでもキャットアンドカウのポーズは、必ずといっていいほど取り入れられてます。
まず、四つん這いのポーズになって、息を吸いながら背中を反らしていきます。
今度は息を吐きながら、背中を丸めます。これを自分の呼吸に合わせて何度か繰り返します。
このキャットアンドカウのポーズのポーズなんですが、先生によって言い方が違って面白いです。
各先生とも、ポーズをイメージしやすいように言い方を工夫されています。
背中を反らせるときのポーズは牛のポーズ、背中を丸めるポーズを猫のポーズともいうようです。
背中を反らせるとき(牛のポーズ)
- お尻を天井へ、胸を開きましょう。
- 背骨を一本ずつ伸ばすような感じで反りましょう。
- お臍(へそ)を下へ下へ向けるようにしましょう。
- 尻尾(しっぽ)を上へ向けるようにしましょう。
背中を丸くするとき(猫のポーズ)
- お尻を床へ、お腹をへこませましょう。
- 背中を天井へ突き出して、おへそを覗きこみましょう。
- 尻尾(しっぽ)を下へ向けるようにしましょう。
- お尻をたくし込むようにしましょう。
- 大きな風船を抱えるようにしましょう。
- お尻の穴を床に見せるようにしましょう。
上記2つのポーズを繰り返します。呼吸に合わせながら、自分のペースで行います。
キャットアンドカウの主な効果
- 呼吸機能を高める
- 肩こりや腰痛の緩和
- 自律神経を整える
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キャットアンドカウのポーズは、ほとんどのクラスで取り入れられているポピュラーなポーズです。
なぜ、キャットアンドカウのポーズが、これほど行われるているかというと、自律神経を整える効果が高いからなんですね。
交感神経とは、体を活発に活動させる神経で、副交感神経とは、反対に体をリラックスさせて休ませる神経です。
この二つの神経がうまくバランスをとりながら、体調を整えてくれるんですが、ストレスなどで交感神経だけがオンの状態が続くと体の不調につながるのだそうです。
背骨や背中を上下に動かすことで背骨の周りの筋肉が柔らかくなり、それによって臓器もリラックスでき、副交感神経が優位になります。
キャットアンドカウのポーズは、交感神経と副交感神経のバランスが良くなります。
自律神経が整うと、ホルモンバランスも整い、免疫力もアップします。
キャットアンドカウはお尻の穴を意識してポーズ
東京でヨガを受けていた時、このキャットアンドカウのポーズのときに必ず、以下の言葉かけをする先生がいらっしゃったんですね。
お尻の穴を床に向けましょう。お尻の穴を天井へ向けるようにしましょう。
「お尻の穴」という言葉があまり聞きなれてなかったので、始めは「はん?」という感じだったのですが、今にして思うと、「お尻の穴を天井へ、お尻の穴を床へ」の言い方のほうが、一番ポーズがしっくりする気がします。
どこを意識してポーズをするのかで変ってきますからね。イメージしやすいなと思います。
簡単そうなポーズでも、身体のどこを意識して動かすかで全く違ってくるんですよ。イメージって大事なんですね。
たったこれだけのポーズですが、体中がポカポカしてくるから不思議です。
この猫のポーズも先生にアシストされたことがあります。背中を上へグイっと持ち上げられました。私は、きっと背中が硬いんでしょうね。(^^ゞ
ヨガは、インストラクターの先生によって同じポーズでも強度が異なることがあります。
キャットアンドカウのポーズもゆっくりゆっくり行うクラスもあれば、テンポよく行うクラスもあります。
でも、どのクラスのどの先生にも共通していることは、無理をしないということです。
できる範囲で、今日できるところまで、気持ちがいいと感じるところまで行うということです。
私も今日できる範囲のところまでを精一杯やるようにしています。
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