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自律神経を整えたいなら[キャット・アンド・カウ]のポーズがお勧め

投稿日:2017年4月17日 更新日:

お天気がどんよりすると、気持ちもどんよりしてしまうようです。早くスッキリするには、ヨガレッスンを受けるのが一番です。

1つのポーズを、時間をかけてゆっくり丁寧に行うクラスのレッスンは楽なようにみえますが、決してそんなことはないです。

筋肉をしっかり伸ばしてる時間が長いので、「先生、まだぁ?」と言いたくなってしまいますから。

キャット・アンド・カウのポーズ(猫のポーズ)

どのクラスでもよく行うのがキャット・アンド・カウというストレッチです。動作はいたって簡単です。

四つん這いになって、背中を上へ引き上げたり、反対にしならせたりするものです。

簡単な動作ですが、レッスン開始後ウォーミングアップを行って、このキャットアンドカウのポーズをすると、すぐに汗ばんできます。

背中を丸めたポーズが猫のポーズ、背中を反らしたポーズが牛のポーズと呼ばれます。この猫のポーズと牛のポーズを繰り返すので、キャットアンドカウと呼ばれます。

たかが四つん這いと思ってはいけません。以下のような注意事項を意識しながら、スタンバイします。

  • 肩の下に手首、手の平はパーにしてしっかり開きます。中指が真っ直ぐ前です。
  • 肘がロックされないように、両肘の内側を向かい合わせるようにします。そうすると、肘にロックがかからなくなります。肘の内側が前を向いていると、肘にロックがかかってしまい、手首を痛めることがあるそうです。
  • 腰の真下に膝をおいて、握りこぶし一個分か一個半分ぐらいに開きます。
  • 足の甲は床につけます。
  • お腹を引き締めるようにして床と平行になるように保ちます。お腹を引き締まるようにしないと、腰が反ってしまいます。
  • 背中がテーブルになったイメージをします。

キャットアンドカウ

このポーズを繰り返し行うことで、背骨や背中をしなやかにします。

おすすめコラム猫のポーズの正しいやり方と効果

背骨の中には脊髄が通っていて、その脊髄の中に自律神経が通っているとのことです。だから、背骨周辺の筋肉や背中をしなやかに動かすことで自律神経は整いやすくなるのだそうです。

深い呼吸をすることでも副交感神経のスイッチがオンになります。

呼吸を意識して呼吸に合わせる

このキャットアンドカウですが、インストラクターの先生の背中を見ると、もう凄いです。

人間の背中って、こんなにも上下にしなるものなの?!と驚かされます。竹のようにしなるんです(◎_◎;)

私はと言うと、自分では一生懸命やっているんですが、横の鏡を見ると「えっ?」と思うほどしなっていません。

でも、どのポーズもそうなのですが、ポーズに気をとられちゃいけないんですね。

呼吸を意識して、呼吸に合わせてポーズを行っていきます。

息を吸うときに顔を上げて、お尻を上げます。吐くときに背中を上に引き上げて、お臍(へそ)を見るようにします。

これを自分の呼吸のペースに合わせて数回おこなっていきます。

自律神経とは

自律神経って、聞いたことないですか?

交感神経とは、体を活発に活動させる神経で、副交感神経とは、反対に体をリラックスさせて休ませる神経です。

この二つの神経がうまくバランスをとりながら、体調を整えてくれるんですが、ストレスなどで交感神経だけがオンの状態が続くと体の不調につながるのだそうです。

免疫力アップのためにも、自律神経のバランスは重要です。

自律神経

季節の変わり目は自律神経が乱れやすいので、その時期はほとんどのクラスでキャットアンドカウのポーズがプログラムに取り込まれています。

このポーズは、自宅でも簡単にできますね。狭いお部屋でも大丈夫です。

特に就寝前にお勧めのポーズです。

執筆者/はま

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