常温ヨガレッスン

ボルスターを使った片足のワニのポーズで内臓のデトックス

投稿日:2018年6月17日 更新日:

ヨガのねじりのポーズは、数多くあります。難易度が低いものから高いものまで実にさまざまです。また、座位のポーズもあり、立位のポーズもあります。

どのクラスのレッスンでも、ねじりのポーズは必ずといっていいほど入っています。入っていないクラスはないほどです。

体をねじるというのは、日常の生活ではあまり行なうことはないと思います。だからこそ、重要なんですね。

上体をねじるポーズは、内臓を刺激する効果があります。内臓を刺激すると、内臓が活性化して動きだします。そうすると、便秘解消にもつながっていきます。

ヨガスタジオでは、ねじりのポーズは、本当にいろいろ習ってきました。クラスの運動強度にあったねじりのポーズがプログラムされています。

ボルスターを使ってねじりのポーズを紹介します。

ボルスター

ボスルターというのは、下のような柔らかすぎず、硬すぎずな感じの大きなクッション、または長い枕のようなものです。

ボルスター (レッド)

ボルスター(bolster)とは、英語で支えるとか、長枕という意味です。

ボルスターは、リストラティブヨガ以外のクラスでも使うことがあります。運動レベルが低いクラスでは、時々使っています。

片足のワニのポーズ

今日のリストラティブヨガのクラスでは、ボルスターを使ったワニのポーズを行いました。

ボルスターを使った片足ワニのポーズ

ボルスターを使った片足のワニのポーズの進め方

  1. マットの上に仰向けになります。
  2. 左足の膝(ひざ)を立てます。
  3. 息を吐きながら右側に倒します。左の膝をボルスターの上に置きます。
  4. 両手は肩の高さまで上げて、手の平は下に向けます。できれば、顔は曲げた足と反対側、左側に向けます。
  5. 左の肩が浮きやすくなるので、できるだけ床につけるようにします。
  6. このポーズのまま、数分間キープします。
  7. 反対側も同様に行います。

片足のワニのポーズの主な効果

  • 腰痛の緩和
  • お腹・ウエスト周りの引き締め
  • 内臓機能の活性
  • 疲労の緩和

通常のヨガのクラスでは、下の記事のように行うことが多いです。

クラスによって、同じポーズでも、キープする時間はそれぞれ異なります。リラックス系のクラスでは、数呼吸と言っても割と長目です。

[ワニのポーズ]で腹部をねじってデトックス!ギックリ腰の予防にも

ワニのポーズは、腹部や腰をかなり深くねじるポーズです。ねじることで、内臓を刺激してデトックス効果もあるポーズです。また、腰の筋肉をほぐして緊張を取り除くこともできます。すでに腰に違和感がある場合は、気をつけながら無理をしない程度に行ないます。

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また、片膝ではなく両膝を倒すポーズもあります。これもボルスターを使って行います。

ボルスターを使った[ワニのポーズ]で胸を開いて腸の動きも活発に

リストラティブヨガは、他のヨガクラスと違って、ヨガマットの上やボルスターの上に仰向けになっている時間が多いクラスです。1つのポーズをキープする時間も長いです。時々、レッスン開始からすぐに、スース―と鼾が聞こえてくることもあります。気持ちも体もリラックスできます。

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ポーズを浅く長くか、深く短くか

通常のクラスであれば、ポーズをキープにするといっても数呼吸ですが、リストラティブヨガでは数分間です。

ボルスターで高さがある分、ねじりは浅くなりますが、キープの時間が数分間と長くなります。

深いねじりを短い時間キープするのか、浅くても長い時間キープするのかの違いですね。

どちらが効果があるかというのは分かりませんが、浅いねじりでもリラックスして行うポーズが好きな人もいると思いますし、向き不向きもあるような気がします。

私はどちらかというと、浅くてもリラックスしてポーズするほうが好きです。

ねじりのポーズは、内臓のデトックスはもちろんですが、腰の筋肉を緩めて緊張を取り除くこともできます。

執筆者/はま

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