手を後ろで組んだ体側を強く伸ばすポーズというポーズを紹介します。先生によっては、イナゴのポーズと呼ばれています。
YogaShareでは、その他の呼び方として、以下のような名前が付けられています。
- 体側を強く伸ばすポーズ
- わき腹を強く伸ばすポーズ
- ピラミッドのポーズ
体側や脇腹より、私は前に出した足裏全体が伸びるのを感じるのですが。もしかしたら、体の向きや無駄な力が入っていて、本来は効くべきところに効いていないのかもしれません。
本来は胸の横の筋肉や、脇腹が伸ばされるらしいです。
少しぐらぐらしそうになってバランスもとらないといけないので、体幹を鍛える効果も十分あると思います。
足裏3点をしっかり踏むことができれば、ぐらつきにくいそうです。
とてもじゃないですが、脛(すね)に頭が着くほど倒すことはできません。
この記事の目次
ピラミッドのポーズ
以下のようなポーズをピラミッドのポーズと呼びます。
手を後ろで組んだ体側を強く伸ばすポーズの進め方
- 山のポーズ(気を付けのポーズ)から右足を後ろへ大きく引きます。
- 前に出した足は、真っ直ぐ前に向け、後ろの足は、つま先を少し外側に向けます。
- 前に出した足の方向に体を向けたまま、背中で両手を組みます。
- 息を吐きながら、上体を前へ倒していきます。
- 背中で組んだ両手をできるだけ上へ伸ばします。呼吸を続けます。
- 前に出した左足の膝を曲げて、息を吸いながら上体を起こします。左足の膝を伸ばします。
- 後ろに引いた右足を戻して、山のポーズになります。
- 反対の足も同様に行います。
ピラミッドのポーズの主な効果
- 全身の体幹強化
- 肩周りの筋肉ほぐし
- 脚の引き締め
- 腿裏の柔軟性を高める
手の組み方
背中で両手を組むのですが、以下のようい肘を掴んだり、合掌でもいいそうです。
ヨガのポーズって、本当にちょっとした向きや位置を変えるだけ、あるいはイメージをするだけでも効果が変わってきます。
正しく行わないと、効能より悪化させてしまうこともあるそうです。たしかにそうかもしれません。
だから、指導者の言われることは、よ~く聞いたほうがいいんですね。
初心者が陥りやすい間違ったポーズなども、よくご存知ですからね。私なんて、その陥りやすいポーズにほとんど当てはまりますから。
吐き始めからゆっくり
呼吸も先生に言われて「はっ」としたことがあります。
息を吐くときは、吐き初めからゆっくり吐きましょう。
「ゆっくり吐きましょう」と言われて、ゆっくり吐いているつもりだったのですが、最初に一気に吐いて、その後ゆっくり吐いてましたからね。(^^ゞ
息を吐くときは、吐き始めからゆっくり吐いて長く吐く。そして、吐き切ることが大事なのだそうです。
「吸って吐いて」の呼吸も、ちゃんと意識しておこなわないといけないのですよ。
でも、日常の中で呼吸に意識を向けるなんてこともないですから、ヨガのレッスンの時間は大切な時間だと思います。