常温ヨガレッスン

呼吸に合わせた[合蹠(がっせき)の腰上げのポーズ]で骨盤調整

投稿日:2018年1月3日 更新日:

骨盤調整ヨガのクラスは、難しいヨガのポーズに挑戦するというより、ストレッチをしながら自分の身体を観察するようなクラスです。

このクラスの身体全体を調整するプログラムは本当によくできていると思っています。

右だけ、左だけを一連の動作でほぐしたり伸ばしたりするのですが、明らかに左右の違いを感じることができます。この一連の動作を覚えて自宅でも行うと効果も早く出るそうなんですが、恥ずかしながら自宅では一度も実行できずにいます。

ここでは、合蹠(がっせき)の腰上げのポーズを紹介します。

合掌(がっしょう)と合蹠(がっせき)

両手を合わせることを合掌(がっしょう)と呼びます。

合掌

両足の足裏を合わせることを合蹠(がっせき)と呼びます。

がっせき

合蹠(がっせき)の腰上げのポーズ

合蹠の腰上げのポーズ

合蹠(がっせき)の腰上げのポーズの進め方

  1. 仰向けに寝て、両手は手の平を床に向けます。両足の足裏を合わせます。この両足の足裏を合わせることを合蹠(がっせき)と呼びます。
    両足の踵(かかと)は、できるだけ股間に近づけるようにします。
  2. 一度、大きく息を吸います。そして、息を吐きながら、足裏は合わせたまま、ゆっくりお尻を上げていきます。
  3. お尻(腰)を上げたままの状態で、ゆっくり息を吸って、吐いて、吸って、吐きながらゆっくりお尻(腰)を床へ下ろします。決して、お尻をドスンと落とさないように気をつけてください。
  4. これを4回繰り返します。

合蹠の腰上げポーズの主な効果

  • 股関節の柔軟性を高める
  • 腹部の内臓機能を高める
  • 生理痛の緩和

この合蹠(がっぜき)の腰上げのポーズは、股関節を柔軟にすることができます。また、腹部の内臓機能を高め、生理痛の緩和にも効果的だそうです。

また、骨盤が柔軟になると痩せやすい体質になるとも言われています。

股関節周りの筋肉が柔軟になる

股関節の可動域が広がる

血流が良くなる

代謝が上がる

痩せやすくなる

ヨガと呼吸

どんなポーズのときも、呼吸は大事です。ポーズに呼吸を合わせるのではなく、呼吸にポーズを合わせるようなイメージがいいそうです。ポーズの時、力がはいると、つい呼吸を忘れがちになります。

呼吸をすることで、無駄な力も抜くこともできるので、呼吸が上手にできると、ポーズもうまくできるということがああります。呼吸と仲良しにならないといけないんですね。

ヨガの先生

吸ってぇ~。吐いてぇ~。

教室では、先生の声に合わせればいいのですが、自宅で一人でやるときは、呼吸を忘れてしまってることがあります。ヨガをする前には、教室でやっているのと同じように、まず安楽座になって、「吸ってぇ、吐いてぇ」と何度か深く長い呼吸を繰り返して、呼吸を意識することから始めたほうがいいようです。

呼吸って意識するだけでも効果があるのだそうです。意識するだけで、呼吸の速さはゆっくりになります。

ゆっくり呼吸することで、副交感神経が優位になって、緊張が取り除かれてリラックスできるのだそうです。

呼吸だけなら、いつでもどこでもできますね。ぜひ!

執筆者/はま

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