常温ヨガレッスン

[易しい横向きの板のポーズ]で胸を開いて大胸筋を刺激すると...

投稿日:2017年11月25日 更新日:

ヨガでは、胸を開くポーズが多いです。胸を開くことで深い呼吸ができるようになって、エネルギーもたくさん流れるのだそうです。胸を開こうとすると、大胸筋を伸ばして刺激することができます。

そうすると、胸周辺の血行も良くなるのだそうです。

横向きの板のポーズ

横向きの板のポーズと言えば、下の画像のようなポーズが基本形ですが、今回は片方の膝(ひざ)を床についた状態でのポーズを紹介します。

下の画像のように両足を伸ばした横向きの板のポーズは、かなりハードなポーズです。

賢者ヴァシシュタのポーズ

下の記事のように門のポーズから、上体を反対へ移動させて横向きの板のポーズになることもありますが、

かんぬき(門)のポーズで体側を伸ばして気持ちもスッキリ

ヨガをすると、普段あまり動かしていない身体の筋肉を程よく伸ばしたりほぐしたりすることができるので、体が軽くなったり、動かしやすくなっていることを実感します。ヨガレッスンへむかう時と、帰りでは明らかに身体が違います。気持ちも不思議と前向きになっています。

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今回、紹介するのは、初心者向けに難易度が低いポージングです。完成形を目指すより、胸を開くことがポイントです。

易しい横向きの板のポーズ

膝を着いた横向きの板のポーズ

横向きの板のポーズの進め方

  1. まず、長座の状態から左足を伸ばします。右足の膝を曲げます。右足の横に右手をつきます。
  2. 左手を天井に向けて伸ばします。これが準備のポーズです。
    横向きの板のポーズの前ポーズ
  3. 左手を下から回しながら、腰を上げて右手、右膝で支えるようにします。
  4. 胸を開くようにして、視線はできれば天井です。深い呼吸を続けます。
  5. ゆっくり元の状態に戻り、反対側も行います。

横向きの板のポーズの主な効果

  • 集中力を高める
  • 血行促進
  • お腹、ウエスト周りの引き締め
  • 体側伸ばし

片方の膝を床についているだけでも、ずいぶん楽にポージングができますし、その分、胸を開きやすくなります。

このポーズは、お腹やウエスト周りを引き締める効果もあります。下半身はもちろんですが、腹部の体幹も強化できるそうです。

胸を開くことの意味

ヨガでは、胸を開くポーズが多いです。

最後のおきまりのポーズ、シャバアーサナ(寝るだけのポーズ)のときに、両肩を床に押し付けるようにしてくださる先生が多いのですが、これも胸を開くためなのだそうです。

胸を開くことで深い呼吸ができるようになるそうです。そうすると、新鮮な空気を取り入れやすくなって、エネルギーもたくさん流れるとのことです。

胸を開くことができるようになると、以下のような流れで体に変化がおきてきます。

胸を開くことができる

姿勢が良くなる

深い呼吸ができる

多くのエネルギーを取り込む

血流が良くなる

胸を開こうとすると、大胸筋を伸ばして刺激することができます。そうすると、胸周辺の血行も良くなります。

ヨガを始めたころは、レッスン後は股関節の刺激が残ったような感じだったのですが、最近は、背中や大胸筋に刺激が残ることが多いです

なんとなくですが、良い姿勢がとりやすくなったような気がします。

私の経験ですが、ヨガも1年継続すると、身体の変化を感じられるようになるようです。いつの間にかという感じです。

最近は、少しずつ良い方向に向かっているという小さな気づきや実感が、すごく嬉しいです。

執筆者/はま

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