ヨガでは、1つのポーズにいくつもの呼び名があります。
たとえば、下のガス抜きのポーズも、先生によっては、赤ちゃんのポーズと言われるんですね。決して間違いではないんです。
お尻ほぐしのポーズ、お尻ストレッチのポーズとして、よく知られているのが針の目のポーズです。レッスンの後半で行うことが多いポーズです。
今日のビギナーヨガのクラスでも針の目のポーズを行いました。
ポーズをキープしているときに、先生がポーズの名前を教えてくれるのですが…
コアラのポーズです
コアラのポーズ?聞きなれない言葉だったので、ちょっと驚いてしまいました。でも、調べてみると確かにコアラのポーズとも呼ばれているようです。
コアラのポーズ
コアラのポーズ(針の目のポーズ)は、YogaShareでは、針の糸通しのポーズ、倒れた鳩のポーズとも書かれています。
四の字のストレッチと呼ばれることもあります。
コアラのポーズの進め方
- マットに仰向けになって、両足の膝を曲げて立てます。
- 左足のくるぶしを右膝の上に置きます。できるだけ左足は真横になるようにします。
- 右足を床から上に持ち上げて、右足と左足で作られた空間(穴)の部分に左手を通します。
- 両手で右足の脛(すね)の付近をつかみます。または、太ももの裏で両手を合わせます。
- 息を吐きながら、両手で右足を引き寄せて右足を胸に近づけます。同時に左足も近づきます。左のお尻の伸びを感じます。
- 掴む位置を少しずつ変えたりしながら、自分が一番気持ちイイと感じる位置を探します。できれば、右足の脛(すね)を両手でつかみます。
- 息を吸う時、少し緩めて、息を吐くときに胸に引き寄せます。
- ゆっくり5呼吸ほどキープします。
- 手も足も解放して、反対の足も同様に行います。
コアラのポーズの主な効果
- お尻の凝りをほぐす
- 美尻効果
- 浮腫みの軽減
初めてヨガスタジオでこのポーズをしたときは、「えっ?どうやるの?」って感じでした。
でも、このポーズは、どのクラスでもよく行うポーズで、お尻の筋肉を気持ちよく伸ばすことができます。特にお尻の外側に心地いい伸びを感じます。
お尻の凝りをほぐすことで血行が良くなり、浮腫みも軽減されます。
また、美尻効果も高いポーズです。
坐骨神経痛の緩和にもお勧め
このポーズは、坐骨神経痛の緩和にも効果的です。
あまりお尻が痛い場合は、脛(すね)ではなく、太ももの裏で両手を組みます。痛い人は、かなり痛いらしいので、楽に息ができるほうを選択します。
刺激があるポーズを好まれる方もいますが、刺激が強ければ効果があるとは限らないようです。
呼吸が苦しいときは、無理をしているんですね。決して無理はせずに、できる範囲で行います。
「このポーズ、早く終わらないかなぁ。」と思っているのも無理をしている証拠です。
また、左右でも違いがあるので、右は脛(すね)を掴んでも平気なのに、左は痛いということもあります。その日の体調によっても変わります。
途中で脛(すね)を掴んでいた手を太もも裏に組み直してもいいのです。
コアラのポーズと呼ばれる所以
ヨガのポーズの呼び名はいろいろありますが、やはり動物の名前がついているものは覚えやすいですね。コアラが木にしがみついているイメージなのでしょうか?
どなたか知ってる方は教えてください。
針の目のポーズは、以下の記事でも紹介しています。
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