常温ヨガレッスン

[コアラのポーズ]と[針の目のポーズ]は同じ美尻のためのヨガポーズ

投稿日:2018年8月28日 更新日:

ヨガでは、1つのポーズにいくつもの呼び名があります。

たとえば、下のガス抜きのポーズも、先生によっては、赤ちゃんのポーズと言われるんですね。決して間違いではないんです。

赤ちゃんのポーズ

お尻ほぐしのポーズ、お尻ストレッチのポーズとして、よく知られているのが針の目のポーズです。レッスンの後半で行うことが多いポーズです。

今日のビギナーヨガのクラスでも針の目のポーズを行いました。

ポーズをキープしているときに、先生がポーズの名前を教えてくれるのですが…

ヨガの先生

コアラのポーズです

コアラのポーズ?聞きなれない言葉だったので、ちょっと驚いてしまいました。でも、調べてみると確かにコアラのポーズとも呼ばれているようです。

コアラのポーズ

コアラのポーズ(針の目のポーズ)は、YogaShareでは、針の糸通しのポーズ倒れた鳩のポーズとも書かれています。

四の字のストレッチと呼ばれることもあります。

コアラのポーズ

コアラのポーズの進め方

  1. マットに仰向けになって、両足の膝を曲げて立てます。
    仰向けの膝立て
  2. 左足のくるぶしを右膝の上に置きます。できるだけ左足は真横になるようにします。
    左足のくるぶしを右膝の上に置く
  3. 右足を床から上に持ち上げて、右足と左足で作られた空間(穴)の部分に左手を通します。
  4. 両手で右足の脛(すね)の付近をつかみます。または、太ももの裏で両手を合わせます。
    針の目のポーズ
  5. 息を吐きながら、両手で右足を引き寄せて右足を胸に近づけます。同時に左足も近づきます。左のお尻の伸びを感じます。
  6. 掴む位置を少しずつ変えたりしながら、自分が一番気持ちイイと感じる位置を探します。できれば、右足の脛(すね)を両手でつかみます。
    コアラのポーズ
  7. 息を吸う時、少し緩めて、息を吐くときに胸に引き寄せます。
  8. ゆっくり5呼吸ほどキープします。
  9. 手も足も解放して、反対の足も同様に行います。

コアラのポーズの主な効果

  • お尻の凝りをほぐす
  • 美尻効果
  • 浮腫みの軽減

初めてヨガスタジオでこのポーズをしたときは、「えっ?どうやるの?」って感じでした。

でも、このポーズは、どのクラスでもよく行うポーズで、お尻の筋肉を気持ちよく伸ばすことができます。特にお尻の外側に心地いい伸びを感じます。

お尻の凝りをほぐすことで血行が良くなり、浮腫みも軽減されます。

また、美尻効果も高いポーズです。

坐骨神経痛の緩和にもお勧め

このポーズは、坐骨神経痛の緩和にも効果的です。

あまりお尻が痛い場合は、脛(すね)ではなく、太ももの裏で両手を組みます。痛い人は、かなり痛いらしいので、楽に息ができるほうを選択します。

刺激があるポーズを好まれる方もいますが、刺激が強ければ効果があるとは限らないようです。

呼吸が苦しいときは、無理をしているんですね。決して無理はせずに、できる範囲で行います。

「このポーズ、早く終わらないかなぁ。」と思っているのも無理をしている証拠です。

また、左右でも違いがあるので、右は脛(すね)を掴んでも平気なのに、左は痛いということもあります。その日の体調によっても変わります。

途中で脛(すね)を掴んでいた手を太もも裏に組み直してもいいのです。

コアラのポーズと呼ばれる所以

ヨガのポーズの呼び名はいろいろありますが、やはり動物の名前がついているものは覚えやすいですね。コアラが木にしがみついているイメージなのでしょうか?

どなたか知ってる方は教えてください。
コアラ

針の目のポーズは、以下の記事でも紹介しています。

下半身のダルおもは[針の目(針の穴)のポーズ]でスッキリ解消

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執筆者/はま

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