初めて参加したクラスです。ボルスターなどの補助ツールを使うクラスだろうなぁということは想像できたのですが、想像以上にお気に入りのレッスンとなりました。
75分のレッスン時間中、ヨガマットに横になっている時間がほとんどでした。
ですが、帰宅してしばらくすると、全身がぽかぽかしてきて、すっきりなのです。全身を伸ばしたのだなぁ~と実感できるのです。
難しいポーズなんて一つも行っていないのに、全身をリラックスできたというか、緩めることができたのでしょうか?不思議な感覚です。
クラス内容
・「リストラティブ=心身回復」を目的とします。
・ブランケット、ボルスター、ベルトなどの「補助用具」を使用。全身の力を抜いた無理のない姿勢でゆっくりとポーズをとります。
・ほぼ静止の状態ですが、適切なポーズをとることで、筋肉をじわじわと伸ばし、疲れた身体、心、神経を鎮め、深いリラックス状態へ導きます。
リストラティブヨガのクラスの先生のお話も興味深かったです。

ヨガは、普段のレッスンでも、緊張と弛緩の繰り返しです。リストラティブヨガは、陰ヨガに近いのかもしれません。
それにしても、初めてのことばかりで、先生の指示どおり、道具を置いたり、リラックスしたりとあっという間の75分でした。
使った道具(プロップス)
リストラティブヨガで使う補助道具のことをプロップスと呼びます。リストラティブヨガのクラスらしく、多くのプロップスを使用しました。
ボルスター
2個、使います。長方形のクッションのようなもので、程よい柔らかさで体を支えてくれます。1個使用したり、2個をつなげて使用することもあります。
ブロック
2個、使います。高さの調整などに使用します。縦にしたり、横にして高さを調整します。軽いブロックです。
ブランケット
2枚、使います。折りたたんでお尻の下へ置いて高さを調整したり、体にかけたり、くるくる丸めて使ったりもします。
ベルト
1本、使います。安定したポーズをとるための支えとして使ったりします。
他のヨガポーズとの違い
一つのポーズにかける時間が長いです。15分ぐらいボルスターに体を預けたままということもあります。無理なく安定させることができるので、長い時間ポーズをキープしやすいです。
お布団に寝るより、心地よいと感じるようなポーズもあります。
インストラクターの先生がポーズをとった後に、一人ずつにブランケットを優しくかけてくださることもあるのですが、それがまた気持ちいいのです。他人から何かしてもらうことの嬉しさや有難さをしみじみと感じてしまいます。
ねじった子供のポーズ
プロップスを使ったさまざまなポーズを行ったのですが、その中の一つを紹介します。YogaShare(ヨガポーズ検索アプリ)の中にも、リストラティブのポーズが多く紹介されています。ぜひ、インストールして検索してみてください。

出典:YogaShare
ねじった子供のポーズの進め方
- まず、ボルスターをヨガマットの上に平行におきます。そのボルスターの左横に横座りします。
- そして、ボルスターを挟んで左右に手を置いて、上体をねじってボルスターの上にゆっくり倒れていきます。
- 首は、右側に向けます。
- ゆっくり呼吸を続けてリラックスします。
- 数分間、このポーズをキープした後、反対側も同様に行います。
簡単なポーズですが、腰や体側をじんわり伸ばすことができます。首のねじりもあるので、首筋の筋肉も伸ばすことができます。寝ている状態だからこそ、余分な力が入らず筋肉も緩みやすくなっているんですね。予想以上の効果があると思います。
レッスン後より、帰宅してからの身体の変化に驚きました。通常のヨガでは、帰宅後に異常なくらい眠くなってしまうことがあるのですが、眠くて仕方ないという感じではないのです。
体も心も妙に軽くなったなぁと、明らかに普段のヨガとは異なるのです。
リストラティブヨガは、今の私に合っているのかもしれません。参加できるときは、出来るだけ続けて参加してみようと思います。楽しみです。