冬になると、寒さと冷えてあちこちの筋肉がこわばってしまいますね。無意識に肩に力が入っていたりします。
そんな時こそ、ヨガで筋肉をしっかり伸ばしてあげたいですね。
リラックスヨガのクラスでは、プロップス(補助ツール)を使ったレッスンも多く取り入れられています。
これまで体験してきたヨガ教室では、プロップスを使用するレッスンはなかったので、プロップスの使い方にしても驚くことがあります。
今回のレッスンでは、下のようなフォームローラーを使用しました。体の一部をあててごろごろするだけですが、筋膜リリースを行うことができるのだそうです。
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。
このローラーですが、全体に大小の凸凹があります。つるつるの丸いポールではありません。大小の凸凹は硬過ぎず、柔らかすぎることもない感じのポールです。
ヨガマットの上にこのフォームローラーを置いて、ごろごろしていきます。体の部位によっては、予想外に痛いということもあります。
レッスンの間に、ずっとローラーを使っているわけではありません。ヨガのポーズに入る前に、ローラーを使って体をほぐしていきます。
レッスン開始前に筋膜リリースを行うことで、効果はずいぶん変わるのだそうです。
フォームローラーで足首から膝裏までをごろごろ
- ヨガマットの上にローラーを横向きに置いて、両足首をのせます。
- 両手で上体を支えておきます。
- そして、右足を左足の上に乗せます。
- この状態でローラーをごろごろしていきます。
- まずは、足首をごろごろして、ふくらはぎから、膝裏まで行います。
- 力は抜いて、ゆっくりおこないます。
- 足を変えておこないます。
主な効果
- 脚の浮腫みの軽減
- 血行促進
ちょっと位置を変えたり、重心を移動させるだけでも効き方が変わります。痛いけど気持ちいいと思うところを探して、ごろごろします。
フォームローラーで脛(すね)をマッサージ
足首から膝裏までは、「ああ、気持ちいなぁ」と思っていたのですが、このローラーを使ったほぐしの最後に、脛(すね)をごろごろしました。
フォームローラーに脛(すね)を当てて、ちょっと体重をのせるだけで...
ぎゃあ--!(>_<) です。
ごろごろなんてできません!!じっとしたままです。しばらくして慣れてきたら、ゆ~っくりゆっくり動かしていきましたが。
先生も初めは痛くてたまらなかったそうですが、慣れるとできるようになるそうです。手は、ローラーの前に置いて、加減しながらごろごろしてもいいです。
今日はふくらはぎ、太もも側面、脛(すね)など下半身を中心にローラーでごろごろしたのですが、クラスによっては、脇(わき)に置いてごろごろすることもあります。
このフォームローラーは、テレビを見ながらでもできますね。ごろごろするだけですが、身体がぽかぽかしてきます。
疲れたなと感じたときには、このローラーでごろごろして筋膜リリースを行うのもいいかもしれないですね。
フォームローラーは、決して高価なものではないですし、商品によってはDVDなど解説付きのものもあります。