春になると、お出かけも多くなって楽しくなるのはいいんですが、ちょっと日常のリズムが崩れたり、日中と夜間の気温差もあって体調が不安定になりがちです。
こういう時はやはりヨガレッスンでリフレッシュしたくなります。
骨盤調整ヨガでは、全身調整を行うプログラムが組まれています。ヨガマットに仰向けになって、呼吸に合わせて、次々にポーズを行っていきます。
このプログラムは、本当によくできていると思っています。
初めに右半身を行うと、左足より右足が数センチ伸びたような感じになりますし、右だけが軽くなったような感じがします。
続けて左半身を行うと、全身が軽くなったことを実感します。
この全身調整の途中で行うポーズ、ストレッチがあるのですが、私がとっても気持ちいと感じるポーズを紹介します。
右ひざと右手で引っ張り合って体を伸ばすポーズ
右ひざと右手で引っ張り合って体を伸ばすストレッチの進め方
- ヨガマットに仰向けになって、右ひざを身体の左側に倒して、左手は右ひざの上に置いておきます。右肩はマットから離れてもいいので、右ひざはマットに着くぐらい倒します。
- 今度は、右肩をできるだけマットに近づけるようにして、ねじりを深めます。視線は右上です。
- 右手を斜め上に伸ばします。手の平は天井に向けます。
- 右手と右ひざで引っ張り合って、身体を伸ばします。ギューっと伸ばします。
- 右手を右肩につけて、右肘を内側から外側へむけて大きくゆっくり回します。
- 再度、右手を斜め上に伸ばして、右手と右ひざで引っ張り合いをします。
体を伸ばすストレッチの主な効果
- 内臓の活性化
- 全身調整
おそらく多くのポーズを同じように行っても、人によって気持ちいいと感じるポーズは異なると思います。私は、首や肩の不調があるため、感じるのかもしれません。
脇の下の筋肉が気持ちよく伸びるんですね。手の平を返して(手の平をマットにつけた状態)も引っ張りあうのですが、これも気持ちいいです。
手の平を上に向けた状態と手の平を床に向けた状態でも、筋肉の伸びは違ってきます。
普段伸ばすことがない筋肉のせいか、びっくりするぐらい効き目があります。また、仰向けになっているので、余分な力もなく行うことができます。
骨盤内の癒着は膝裏でチェック
骨盤調整ヨガのクラスなので、骨盤についてのお話を聞くことがあります。
今日は、一冊の本を紹介してくれました。
本のタイトルは、そのまま「骨盤調整ヨガ」です。
このクラスで行っている全身調整ヨガも紹介されています。写真も多くとても見やすい、読みやすい本です。
骨盤調整ヨガクラスでいつも行っている全身調整のプログラムの中に一つに膝裏のもみほぐしがあります。
仰向けになって両膝を立てて、一方の足を天井へ向けて伸ばします。そして、膝裏に両手の親指以外の4本の指(合わせて8本)を差し込んでグリグリします。
このグリグリマッサージなんですが、痛いんですよ。
初めて行ったときは、びっくりしました。だんだん痛気持ちよくなってきましたが。
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膝裏のリンパほぐし(マッサージ)は痛いが腰痛の軽減に効果的
仰向けになって、片脚を天井に向けて伸ばすだけでも気持ちいいのですが、膝裏を親指以外の4本の指(両手で8本ですね)で軽くぐりぐり押すと、痛いけど気持ちいいです。膝裏には腰痛のツボがあるので、マッサージを行うと、腰痛の軽減にもつながります。
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以前から「どうしてこんなに痛いんだろう」と思っていたのですが、この「骨盤調整ヨガ」の本によると、この膝裏を押して痛いのは、骨盤内の癒着が疑われるそうです。
先生は、腰痛の軽減になると言われていましたが、そのとおりなんですね。
膝裏をグリグリすると、足全体のめぐりが回復して骨盤周りの調整に繋がって腰の痛みが軽くなるんですね。
足の浮腫みの解消にもなりますので、浮腫みで悩んでいる人にもおすすめです。
毎日5分、膝裏をグリグリする週間をつけるといいそうです。お風呂でもできますね。ただ、爪は切っておかないと痛いですよ。