常温ヨガレッスン

リストラティブヨガではプロップス(補助ツール)を使って体側伸ばし

投稿日:2018年6月10日 更新日:

リストラティブヨガは、一週間に一度は参加したいクラスです。緊張しきった筋肉を解放してあげることは大切です。

最初から最後までヨガマットに横たわっているようなクラスです。

クラス内容

・「リストラティブ=心身回復」を目的とします。
・ブランケット、ボルスター、ベルトなどの「補助用具」を使用。全身の力を抜いた無理のない姿勢でゆっくりとポーズをとります。
・ほぼ静止の状態ですが、適切なポーズをとることで、筋肉をじわじわと伸ばし、疲れた身体、心、神経を鎮め、深いリラックス状態へ導きます。

リストラティブヨガの特徴

リストラティブヨガのクラスは、レッスン時間は通常のヨガクラスと同じ75分ですが、ポーズの数は極端に少ないです。それは、1つ1つのポーズにかける時間が長いからです。

それと、ヨガを始めたばかりの頃って、呼吸が合わなくて難しいと感じることがあると思いますが、リストラティブヨガのクラスでは、吸ってぇ~、吐いてぇ~の呼吸をあまり意識しなくてもいいです。ポーズに入るときに、息を吐きながら行なうぐらいです。

ヨガに慣れていない方にはおすすめのクラスです。活発に動きたい方は、かなり物足りなさを感じられるかもしれません。

プロップス(補助ツール)を多く使うため、一人の専用領域が広くなります。なので、最大参加人数は通常クラスの半分(12名)です。

プロップスを使った体側伸ばし

リストラティブヨガでは、多くのプロップスを使います。今日、使用したプロップスは以下のとおりです。

リストラティブヨガのクラスでも体側伸ばしのポーズがあります。

この体側伸ばしのポーズも数分間キープします。通常のクラスであれば、数呼吸のキープが、リストラティブのクラスでは数分間になります

だから、ゆっくりじわじわ効いてくる感じです。無理な姿勢で行うこともないので、気持ちもとてもリラックスした状態です。

リストラティブのクラスでは、次のポーズへ移る前にプロップスの準備の時間があります。先生の指示に従って、ブランケットを丸めたり、ブロックやボルスターを並べたりします。

プロップスを使った体側伸ばし

プロップスを使った体側伸ばしの進め方

  1. プロップスを準備します。ヨガマットにボルスターを横に置きます。
  2. ブランケットを丸めて、ボルスターの先に置きます。丸めたブランケットは枕になります。ボルスターとボルスターの間隔は、片腕が入るくらいのスペースです。
  3. 準備ができたら、ボルスターの横に横座り(お姉さん座り)します。右太ももにボルスターがピタッとつくようにします。
  4. ボルスターと丸めたブランケットの間に右手を置いて、右手は前へすべらせます。手の平は上に向けます。
  5. 頭は丸めたブランケットに置きます。
  6. 左手を頭の上へ伸ばします。(ここまでは自分で行います。以下は先生がやってくれます。
  7. 先生が頭の先に伸ばした左手の下にブロックを置いてくれます。ブロックの位置や高さは先生が調整してくれます。
  8. 数分間キープします。
  9. ゆっくり起き上がって、反対も同様に行います。

プロップスの体側伸ばしの主な効果

  • 左右の体側伸ばし
  • 内臓の活性化
  • 血行促進
  • 代謝アップ

体側をとっても気持ちよく伸ばすことができます。

先生がスタジオ内を周って、一人ずつに合った高さと位置を調整してくれるので安心です。一人ずつ、ブロックの位置も高さも異なります。左右でも位置が異なります。

起き上がると、体側が伸びた感じがはっきり分かります。横になったままなので、身体の緊張も少ないんですね。

リストラティブヨガのポーズの中でも大好きなポーズです♪

体側や脇腹を伸ばすことで内臓を活性化させて、血行もよくなり、代謝アップにもつながるポーズです。

執筆者/はま

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