脚の浮腫みって辛いですね。一度浮腫んでしまったら、できるだけ早く解消して楽になりたいですね。
ヨガのレッスンでも脚の浮腫みをとるためのマッサージはよく行っています。
私も浮腫みやすいのですが、ヨガレッスンを受けた後は100%解消されます。個人差があると思いますが、私の場合は一回のレッスンで解消できます。
レッスンの開始から最後まで、浮腫み解消のストレッチをやっているわけではありませんが、ヨガのポーズをとることで、血液もリンパの流れもよくなって解消されるのだと思います。
梅雨は時期的にも浮腫みやすいのだそうです。そこで、今日のレッスンでは、脚の浮腫みをとるためのストレッチが多く取り込まれました。
今日は、プロップス(補助ツール)を使ったポーズが多く取り込まれていて、その中でもテニスボールはよく使いました。
脚の浮腫みをとるストレッチを紹介します。
脹脛(ふくらはぎ)のマッサージ
- 右脚を前にだして、左脚を曲げます。両手で足首から膝裏までを両手で押していきます。
- 今度は、同じ姿勢でテニスボールを使って、足首から膝裏までをころころ押し当てていきます。痛気持ちイイと思うくらいの強さを自分で調整します。
- 反対の脚も同じようにおこないます。
脹脛(ふくらはぎ)は心臓に血液を押し戻すポンプのような働きをしています。だから、脹脛(ふくらはぎ)のマッサージをすると、血液が全身に行き渡って、老廃物や水分が流れて浮腫みがとれてスッキリするというわけです。
上記のテニスボールを使ったマッサージだけでも、丁寧にゆっくり時間をかければ十分浮腫みを解消することはできると思います。痛いと思うところは、丁寧にマッサージすることが大切です。顔をしかめたくなるほど、力いっぱい押す必要はありません。
最初は弱めに押していって、徐々に力を加えるようにするほうがいいです。
テニスボールを膝裏に挟んでマッサージ
上記以外にもテニスボールを膝裏に挟んで、軽く体重をかけていく方法もあります。この場合も片脚ずつ、軽くやっていきます。いきなり、体重をかけると、悲鳴を上げそうになりますから。
自分の足でマッサージ
テニスボールが手元にない場合は、自分の足を使ってマッサージすることもできます。
四つん這いになって、右足を左足の膝裏近くに置いて、少しずつ体重を足に乗せて上体を起こしていきます。無理せず痛くないところまで上体を起こします。
一回目は膝裏近く、2回目は10センチぐらい下で、3回目はもう10センチぐらい下で、最後は足首近くに置いてこのポーズをします。
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足が浮腫んだ時は自分の足を膝裏に挟むセルフマッサージが効果的
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仰向けで握りこぶしを膝裏に挟んでマッサージ
これは、時々 レッスンの終わりごろに行なうことがあります。
マットに仰向けになって、両膝を曲げて持ち上げます。膝裏に握りこぶしを挟んで、両足の踵(かかと)をパタパタします。これも、握りこぶし(グーの形)が痛ければ、こぶしの向きを変えたりして調整します。下の画像では、握りこぶしにはなっていませんが、握りこぶしで膝裏を刺激します。
無理にグーの形でなくても、パーの形でも構いません。自分で気持ちがいいと感じる位置や手の形を探すことが大切です。
膝裏にはリンパ節があって、そこを刺激すると老廃物を流しやすくすることができるそうです。
ゴキブリのポーズ
マットで仰向けになって、両手両足を持ち上げてバタバタするのも浮腫みとりにはおすすめです。心臓より上の位置に手足を持ち上げることで、血液を心臓に送り返すことができます。
ぶらぶらさせることで筋肉をリラックスさせることもできます。
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寝る前のゴキブリポーズは80歳ヨギーニのおすすめヨガポーズ
ヨガレッスンの終わりに必ず行うゴキブリのポーズというのがあります。床に仰向けに寝て、両手両足を天井へ向けてぶらぶらするだけのポーズです。筋肉をリラックスさせて、末端の血液を心臓へ送り脚の浮腫み改善につながります。80歳のヨギーニにお勧めされたポーズです。
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寝るときは、足元にクッションを置くなどして、足を少し高くして寝るのもいいですね。
ゴキブリのポーズの主な効果
- 筋肉のリラックス
- 末端の血液を心臓へ送る
ふくらはぎの筋肉も必要
脚の浮腫みが女性に多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないのも1つの原因だそうです。脹脛(ふくらはぎ)の筋力が弱いと、血液を戻す力も弱くなり脚に血液やリンパが滞ってしまいます。
浮腫みの予防のためには、筋肉を強化することも大切なんですね。
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つま先立ちの女神のポーズで足首と脹脛の筋肉強化!浮腫み防止にも
浮腫み防止には、脹脛(ふくらはぎ)の筋肉も必要なのだそうです。つま先立ちの女神のポーズは、足首や脹脛(ふくらはぎ)の筋肉を強化する効果がありますが、この姿勢でキープするにはバランスも必要もなります。簡単に見えるポーズですが、難易度の高いポーズです。
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ヨガでは、体幹強化のプログラムも多くあります。
また、水分をとって、老廃物を流しやすくすることも必要です。特に股関節周りを柔軟するポーズを多く行ったときは、水分を多めにとって不要な水分や老廃物をどんどん流すようにしたほうがいいとのことです。
運動不足やストレスによっても筋肉の動きが悪くなって、それが血液やリンパが滞ってしまう原因にもなるそうですよ。普段から気をつけたいですね。