立位の開脚前屈はときどき行うポーズです。立って行うと膝の裏や腿の裏が伸びやすくなります。脚裏全体をすごく気持ちよく伸ばすことができます。
それは、重力が関係しているんですね。重力の影響で座位の前屈より、立位の前屈のほうが深まりやすいのだそうです。
この記事の目次
座位の開脚前屈と立位の開脚前屈
レッスンの最後のほうで行うポーズに、立位の開脚前屈というポーズがあります。
このポーズ、よ~く見てみてください。90度回転させると座位の開脚と同じなんですよね。
床に座っての開脚前屈はできますか?
私にとっては、かなり難しいです。
床に座って開脚して胸を床につけている恰好を見ると、本当に凄い!と思ってしまいます。
けれども、立位の開脚前屈はときどき行うポーズです。
立って行うと膝の裏や腿の裏が伸びやすいくなります。脚裏全体をすごく気持ちよく伸ばすことができます。
それは、重力が関係しているんですね。重力の影響で座位の前屈より、立位の前屈のほうが深まりやすいのだそうです。
この後、できる人は、両手を背中で組んで組んだ手を床のほうへ下げていきます。もちろんできる方だけです。
立位の開脚前屈
立位の開脚前屈はYogaShareでは、その他の呼び方として、広げた脚を伸ばすポーズとも書かれています。
この広げた脚を伸ばすポーズという呼び名は、まさにピッタリです。広げた脚を本当にしっかり伸ばすことができるポーズです。
立位の開脚前屈の進め方
- ヨガマットで脚を左右に広げます。肩幅よりずっと大きく広げます。つま先は少し内側にむけて、マットをしっかり踏みしめます。
- 両手を腰に当てます。背筋を天井へ向けて真っ直ぐ伸ばします。息を吐きながら上体を伸ばしたまま、足の付け根から前に倒していきます。
- 息を吐きながら、ゆっくり上体を前に倒していきます。床と平行になるぐらいまで倒したら、一度、この状態でキープします。
- 頭部をマットにゆっくり近づけていきます。両手は腰から離して、両足の間に置きます。
- そのまま、前屈を深めて頭部をマットにつきます。呼吸を繰り返します。
- 上体を起こすときは、両手を腰にあてて息を吸いながら、腹筋を使いながらゆっくり起こしていきます。
立位の開脚前屈の主な効果
- 骨盤を整える
- 内臓の活性化
- 血行促進
- 脚の引き締め
このポーズは、背中や頭部の血行がよくなり、むくみ解消にもなるそうです。両手を組むポーズまでできるのであれば、肩の柔軟性も高めることができますね。
座位の開脚前屈ができない人は、立位の開脚前屈から練習するとできるようになるのだそうです。
特にお風呂上りなど、体が温まっているときに行うとより効果的ですね。