ヨガレッスンを受けると、整体へ行ったのと同じくらいの心地よさがあります。
春は、デトックスに向く季節なのだそうです。ということで、今回はデトックス効果の高いねじりのポーズを紹介します。
そのうちの2つ、レッスンの最初ウォーミングアップの時とレッスンの終盤クールダウンの時によく行うポーズです。
この記事の目次
座位のねじりのポーズ
レッスンの始めは軽いねじりのポーズです。
座位ののねじりポーズの進め方
- 安楽座になります。右手をお尻の後ろにカップハンズの形で置きます。
- 左手は右足の膝におきます。
- 息を吸いながら、背筋を伸ばします。カップハンズにした右手で床をしっかり押すと、自然と背筋がまっすぐになります。
- 息を吐きながら、右肩を引いて右後ろへねじります。
- 深い呼吸を続けます。吸う息のときに背筋を伸ばし、吐く息の時にねじりを深めます。
- ゆっくり正面を向いて、反対も行います。
座位ねじりのポーズの主な効果
- 内臓の活性化
- ウエストの引き締め
半分の魚の王のポーズ
終盤に行なったのは半分の魚の王のポーズです。前半のねじりのポーズに比べると、ねじりは深くなります。
半分の魚の王のポーズの進め方
- 長座(ちょうざ)の姿勢になります。両足を前に出した姿勢です。
- 左足を右足の外へおきます。足先は斜め前に向くようにします。足裏はしっかりマットに着けます。
- 右足の膝を曲げて、お尻のほうへ近づけます。左右の座骨をマットにしっかり立てます。難しいようであれば、右脚は伸ばしたままでもOKです。
- 左手はお尻の後ろへつきます。右手は立てている左膝の外側におきます。
- 肘と膝で押し合うようにします。難しいようであれば、膝に手を置くだけでもいいですし、以下の画像のように膝を抱っこするようなポーズでもOKです。
- 息を吸いながら背筋をのばして、息を吐きながらねじりを深めます。
- お腹の底から雑巾を絞るようなイメージでツイストします。肩の力を抜いて、キープします。呼吸を続けます。
- ゆっくり正面を向いて、手足を解放します。
- 反対の足で同じように行います。
半分の魚の王の主な効果
- 内臓の活性化
- 呼吸器系の機能向上
- 消化不良や胃炎の緩和
- 背中の痛みの緩和
- 背中の筋肉強化
- 坐骨神経痛の緩和
このポーズは、かなり深いねじりになります。呼吸を忘れがちになりますが、吸って上へ伸びて、吐いてねじることをしっかり意識します。
ねじるときは、お臍(へそ)の下からねじって、胸、肩、首の順でツイストしていきます。けっして、首だけをねじらないようにします。
このポーズは、お腹全体、特に肝臓や腎臓を活性化してくれるポーズです。だから、老廃物を流しやすくなり、腸のデトックスにつながるんですね。便秘解消にも効果があります。
やってみるとわかるのですが、背中の筋肉もかなり刺激されます。背骨や背中のストレッチにもなるポーズです。