体調は、季節によっても変わりますし、気圧の影響を受けることもあります。また、ストレスによっても変わりますね。
自分の身体に耳を傾けて、早く変化に気づくことができれば大きな病気につながることも少なくなるのかもしれません。
ヨガのポーズには、動物の名前が付いたネーミングが多いです。その動物の名前が付いたポーズを少し紹介します。
牛の顔のポーズ
今日は久しぶりに牛の顔のポーズがありました。苦手なポーズです。背中で右手と左手をつなぐことができないからです。
背中側から見ると、下のようになっています。
詳しくいうと、右手が上で左手が下の場合はかろうじて指をタッチできます。
その反対、左手が上で右手が下の場合は、まったくダメです。数十センチは離れていると思います。
牛の顔のポーズの進め方
- 右の太ももを左の太ももに乗せてクロスさせるように置きます。踵(かかと)はお尻の横にくるようにします。
- 座骨は均等に床につけておきます。床からお尻が浮かないようにします。
- 背筋を伸ばして、左手を天井に向けて伸ばします。手の平を後ろへ向けて、肘を曲げて背中に下します。
- 右手は背中に回して左手とつなぎます。
できない場合は、左手にベルトを持って肩から背中へ下します。そして、背中に回した右手でベルトをつかみます。
自宅で行う場合は、タオルがおすすめです。
- 深い呼吸を続けます。
- 反対側も行います。
牛の顔のポーズの主な効果
- 集中力を高める
- 肩こりの緩和
- 二の腕の引き締め
- 全身の血流アップ
ヨガは日によって感じ方が異なる
レッスンではベルトを使って繋ぎました。全員ではないですよ、できない人のみです。私も左手が上のときだけベルトを使いました。
私は、右手が上の場合でも、やっと指先が触れているぐらいです。
でも、ヨガのレッスン中に背中で指が触れたときは、驚きました。そして、とても嬉しかったです。
習い始めの頃は、全くできませんでしたから。その頃のことを考えると、大きな成長です。
背中で両手が触れるようになったことが嬉しくて、このままいくともっと深くつなげるようになるかもしれない。反対側もできるようになるかもしれないと思っていたのですが…。
今日のレッスンで久しぶりにこのポーズを行ったら、「あれ?」と思ってしまいました。前より硬くなってるような感じだったのです。それにもびっくりしてしまいました。
でも、それがヨガなんですよね。
良く行うポーズでも、その日によって感じ方が異なります。スムーズに身体が動くなと思うときもありますし、妙にひっかかりを感じることもあります。
特にバランスのポーズなどは顕著です。左右の違いにも驚くことがあります。
でも、その日の感じ方を受け止めて、その日にできる範囲で行うのがヨガなんですね。
大切なのは、無理はしないこと、自分の身体と対話することなんですね。
日常の生活に追われて、自分の身体に注意を向ける時間なんてありませんから、ヨガのレッスンの時間は本当に貴重な時間となっています。
ヨガのポーズのネーミング
この牛の顔のポーズは、上から見ると、組んだ足が牛の角で、膝(ひざ)が口に見えるのだそうです。このポーズのネーミングは、昔から不思議だなぁと思っていました。
一度、上から見てみたいと思うのですが、完成形のポーズでないと牛の顔には見えないかもしれないですね。
ウサギのポーズや、猫の背伸びのポーズなどは、すぐになるほどと納得できます。ヨガのポーズのネーミングのお話も知ると面白いですね。
-
ウサギのポーズ(シャシャーンカアーサナ)で百会のツボを刺激
脳の活性化に効果的なのが、ウサギのポーズです。このウサギのポーズは、サンスクリット語で「シャシャーンカアーサナ」と呼びます。頭頂部には、百会(ひゃくえ)のツボという箇所があります。ウサギのポーズで、この百会のツボを刺激すると、頭痛や不眠症の改善にも効果があります。
続きを見る
-
猫の背伸びのポーズは額(ひたい)をつける?顎(あご)をつける?
どのクラスでもよく行うポーズに、猫の背伸びのポーズというのがあります。背中を伸ばした時に、額(ひたい)か、顎(あご)を床につけるのですが、額(ひたい)か顎(あご)では、ずいぶん違います。顎(あご)をつける方がハードです。より背中が伸びます。
続きを見る
この牛の顔のポーズは、肩甲骨周りがほぐされるので肩の可動域を広げることができます。きっと、四十肩、五十肩の予防にもなりますね。四十肩、五十肩は、本当にある日、前触れもなく突然やってきます。
そんな日は絶対来ないなんて、思ってはいけません。ヤツは、足音もなく忍び寄ってきますから。
肩が動かせるのであれば、肩甲骨周りが固まってしまわないように今のうちから、意識してほぐしておいたほうがいいです。本当に心からご忠告します。
-
右五十肩はある日突然やってきた!切って捨ててしまいたいほど痛い
突然、右腕が上がらなくなりました。ブラジャーを留めることができないのです。腕を上げられないことで日常の生活に支障がでます。服を脱ぐのも着るのも痛い、時間がかかる。ビンやペットボトルの蓋も開けられなくなりました。五十肩が治るのに3年ほど要しました。
続きを見る
-
左五十肩と頚椎症で肩も上がらないし首も回らない
まさか、また五十肩を発症するとは!右の五十肩で苦しんで、やっと解放されていたのに、左肩も発症するなんて!ショックでした。症状から すぐに五十肩だと判断できました。2度目ですからね。そして、月日が経てば治るんだという確証もありました。
続きを見る