リラクゼーションヨガのクラスは、初心者向けや身体が硬い人にも楽しめるようにと新設されたクラスです。いつまでたっても初心者の域から抜けられない私には向いているかもしれません。
リラクゼーションヨガのクラスでは、なんとレッスン開始前に先生が軽く首すじや肩をマッサージしてくれます。
最後のシャバアーサナのときに、マッサージしてくださる先生は多いのですが、開始前にマッサージを受けたのは初めてです。
両手首には少量のアロマもつけていただき、レッスン中にその香りを思いっきり吸って、深い呼吸を行いました。これもなかなか素敵です。
ポーズのキープ時間が長い
レッスン中に行なうポーズの数は少ないと思いますが、個々のポーズに時間をかけて行います。はっきり言って、長めにキープするのは楽ではないです。
まだかなぁ~と思うほど、長いです。
そのため、長めのキープを補助してくれるブロックなどを使います。プロップス(補助ツール)を使うと楽に長くキープすることができます。
今日のレッスンの中で、ブロックを使ったポーズを紹介します。
ブロックを使った合蹠(がっせき)の前屈ポーズ
合蹠(がっせき)の前屈のポーズは、座位のポーズで左右の足の裏を合わせて、マットに額をつけるようにするのですが、このポーズも股関節が硬い人にとっては、ちょっと無理があります。いや、ちょっとどころではない方も多いかもしれません。
今日は、この合蹠(がっせき)の前屈のポーズのときにブロックを使用しました。
合蹠(がっせき)の前屈のポーズは、以下の記事でも紹介しています。
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猫背の人は[骨盤後傾]出っ尻の人は[骨盤前傾]合蹠の前屈ポーズで矯正
骨盤が重要なことは周知のことですが、自分の骨盤は正しい位置にあると自信を持って言える人は少ないのではないでしょうか?骨盤が後傾していると猫背になり、骨盤が前傾していると出っ尻になるのだそうです。骨盤矯正に効果的な合蹠の前屈のポーズを紹介します。
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ブロックを使った合蹠(がっせき)のポーズの進め方
- マット上で両足の足裏を合わせます。両足の足裏を合わせるポーズのことを合蹠(がっせき)のポーズといいます。両足の踵(かかと)はできるだけ、恥骨に近づけます。できる範囲で、決して無理はしないようにします。
- 両足先の前にブロックをおきます。息を吸いながら、背筋を伸ばします。
- 息を吐きながら、ゆっくり前屈していきます。骨盤から倒すようなイメージで行います。
- ブロックに額をつけて、深い呼吸を続けながら、ポーズをキープします。少し長めにキープします。両手は、力を抜いてブロックの横に置いておきます。
- 息を吸いながら、上体をおこします。
合蹠の前屈ポーズの主な効果
- 股関節を柔軟にする
- 腰痛の緩和
- 気持ちを落ち着かせる
ブロックの高さは、自分で調整します。ブロックを縦に置いたり、横に置いたたり、あるいは2個使うなどして高さは自分が前屈できる高さに合わせます。
私は、ブロック1個を横にしておきましたが、それでも、キープする時間が長いので股関節周りには十分な刺激がありました。
股関節周りを柔軟にすると、血流がよくなり浮腫みの解消にもつながります。また、骨盤調整にも役立つポーズです。
初めから床に頭を付けるポーズを目指すのではなく、ブロックを使って無理なく徐々に股関節周りの筋肉の柔軟性を高めていくのは、とても良い方法だと思います。
股関節が柔軟になることのメリット
股関節が柔軟になると、以下のような流れで代謝がアップします。その結果、太りにくくなります。
股関節が柔軟になる
↓
血行が良くなる
↓
代謝がアップする
↓
デトックス効果が高まる