アロマクラスでは、季節に合ったアロマが使用されています。今回は、ラベンダーとレモンのブレンドでした。
ラベンダーは、緊張から解放されリラックス効果が高いアロマだそうです。レモンは、リフレッシュできる香りです。
スタジオの前にアロマデフューザーが置かれて、そこからシュンシュンと良い香りの水蒸気が噴き出しています。
ヨガで呼吸というと腹式呼吸が多いのですが、時々、片鼻呼吸を行うことがあります。
ヨガの呼吸法
ヨガレッスンでは、これまで以下のような呼吸法を習ってきました。
私は、ヨガの専門家ではないので、正確で詳細な内容はわかりません。以下は私の解釈ということです。
- 腹式呼吸
鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹をぷく~っと膨らませて、吐くときは鼻からゆっくり細く吐いて、お腹をぺったんこにします。お腹が拡大縮小する呼吸法です。 - 胸式呼吸
鼻からゆっくり息を吸い込み、肺を膨らませます。吐くときは肋骨を寄せるようにして、ゆっくり鼻から吐いていきます。肺を拡張する呼吸法です。 - 完全呼吸
腹式呼吸と胸式呼吸を合わせたような呼吸法です。鼻からゆっくり息を吸って、お腹、胸、鎖骨まで空気を吸い込むようにイメージします。吐くときもお腹、胸、鎖骨を意識します。 - 片鼻呼吸
片手の親指と薬指で小鼻を押さえて、薬指を離して息を吸って、薬指で小鼻を押さえて、親指を離して空気を吐きます。親指を離したまま(息を吐いたほうの鼻の穴から)息を吸って、親指で小鼻を押さえて、今度は、薬指を離して反対の鼻の穴から息を吐きます。これを繰り返します。 - 自然呼吸
呼吸を意識しない自然な呼吸。
片鼻呼吸法のやり方
- 安楽座で座ります。
- 左右のお尻を外へ書き出して、左右の座骨をしっかりマットに着けます。
- 骨盤を立てて、背筋を伸ばします。
- 左手は親指と人差し指で輪っかをつくって、手の平を上にむけて左ひざの上に軽く置いておきます。
- 右手は、人差し指と中指を曲げて、親指と薬指で軽く左右の小鼻に軽く添えておきます。
- 右手の親指で右の小鼻を押さえ、薬指は離して息が十分吸えるようにします。
- 左の鼻の穴から吸っていきます。
- 左の鼻を薬指で押さえます。
- 親指を離して、右の鼻の穴から息を吐きます。
- そのまま、右の鼻の穴から息を吸います。
- 親指で右の小鼻を押さえます。
- 薬指を離して、左の鼻の穴から息を吐きます。
- 10回ほど繰り返します。
わかりにくいかもしれませんが、息を吐いた鼻の穴から、息を吸って、反対の鼻の穴から吐きます。吐くときは、長く細く吐き切ります。
片鼻呼吸の効果
右鼻で呼吸すると左脳が刺激され、左鼻で呼吸すると右脳が刺激されるのだそうです。
左脳は交感神経、右脳は副交感神経が活性化されると言われているので、片鼻呼吸をすると、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができるのだそうです。
結果、自律神経も調整され、イラつきやざわざわした気持ちを抑えることができるのだそうです。
片鼻呼吸を行っただけで、血流も良くなるのか、頭がスッキリしたような感じがします。
リラックスしたいときや、落ち着きたいと思ったら、片鼻呼吸を思い出してやってみてください。
快眠にもつながるそうですよ。