常温ヨガレッスン

前屈が大嫌いな人にお勧め!プロップスを使った片脚前屈のポーズ

投稿日:2018年3月11日 更新日:

片脚前屈のポーズというのは、どのクラスでもよく行うポーズです。でも、この前屈のポーズは苦手としている人も多いと思います。

以下は、片脚前屈のポーズを紹介している記事です。

頭を膝につける[片脚前屈のポーズ]はハムストリングスをしっかり伸ばす

ヨガでは、様々なポーズをとることで普段使わない筋肉をほぐしたり伸ばしたりします。体の滞り(とどこおり)をなくし、血流を良くします。片脚前屈のポーズは、脚裏全体、特にハムストリングス(太もも裏)を伸ばすことができます。無理をしないで、痛いけど気持ちいいというところでキープします。

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「前屈」は、大嫌い!苦手!という方は多いですね。

また、前屈は間違ったやり方でポーズをしてしまうことも多いようです。力が入り過ぎて筋肉を痛めてしまうこともあります。

ブロックとボルスターを使った片脚前屈のポーズ

リストラティブヨガのクラスでも、前屈はあります。でも、プロップス(補助ツール)をたくさん使うので、とても楽に行うことができます。

リストラティブヨガのクラスでなくても、ブロックを使うことはあるかもしれませんが、ブロックもボルスターも使うのはリストラティブヨガのクラスだけだと思います。

リストラティブヨガのクラスのポーズは、楽ですがキープする時間が数呼吸ではなく、数分間にも及びますので、じわじわゆっくりじっくり筋肉を伸ばして効果を実感することができます。

ブロックの高さも、その日の自分の体調に合わせて調整します。

ボルスターとブロックを使った片脚前屈のポーズ

ブロックとボルスターを使った片脚前屈のポーズの進め方

  1. ブロック2個とボルスター1個を準備します。ブロック2個を立てて、その上にボスルターをのせます。高さが欲しい場合は、ブロックを縦に、低くてもOKなら横におきます。ブロックの置き方によって、高さを調整します。ボルスターは、表と裏があって、縫い目がある方を下にします。ボルスターの上に手を置いたときに引っ掛かりがないようにするためです。
    ボルスターとブロックブロックとボルスターの間に右脚を入れて、踵(かかと)を突き出します。左脚は、踵を恥骨へ近づけます。
  2. 両手を腰の横にカップハンズの形で着いておきます。指先で床を押すようにして背筋を伸ばします。
  3. 両手をボルスターの上について、ゆっくり前へ倒していきます。手を重ねて、その上に額をつきます。
  4. ブロックの高さが合わなければ、調整します。このポーズを数分間キープします。
    ボルスターとブロックを使った片脚前屈のポーズ
  5. ゆっくり顔を上げて、反対の脚も同様に行います。

片脚前屈の主な効果

  • 膝裏、太もも裏(ハムストリングス)の伸ばし
  • 浮腫みの軽減
  • 股関節の柔軟性を高める
  • 血行促進

前屈が苦手な人にもおすすめ

前屈が苦手な方もこれなら大丈夫です。誰でもできます。太腿裏(ハムストリングス)に伸びを感じるには、ちょうどいい高さだと思います。

前に伸ばした脚の踵を直角に立てて、足先を天井へ向けることでも、よく伸ばすことができます。

片脚前屈のポーズは、ハムストリングスや鼠径部(そけいぶ)のストレッチ効果が高いポーズです。

ブロックとボルスターを使うことでリラックスしながら行うことができます。

ついつい力んでしまいがちなポーズも、プロップス(補助ツール)を使うことで、緩やかに身体に負荷をかけることなく柔軟性を高めていくことができます。

リストラティブヨガは、心と身体のリセットが目的ですから、無理がない姿勢でキープすることが基本です。体調は日々変化するので、その日の体調に合わせて諸々の調整をしながら、心地よいと思う位置を探しながら行っていきます。

リラックスして、力を抜くことが、柔軟性を高めていく近道かもしれないですね。

また、前屈は座位のポーズより、立位のポーズの方が深めることができます。

座位の開脚前屈ができなくても立位の開脚前屈ならできる!その理由は…

立位の開脚前屈はときどき行うポーズです。立って行うと膝の裏や腿の裏が伸びやすくなります。脚裏全体をすごく気持ちよく伸ばすことができます。それは、重力が関係しているんですね。重力の影響で座位の前屈より、立位の前屈のほうが深まりやすいのだそうです。

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立位の開脚前屈で頭が床に着いた!継続は力なりを実感

座位の開脚前屈と立位の開脚前屈では、立位の前屈のほうが深まりやすいです。それは、重力が前屈をサポートしてくれるからです。反対に上体を起こすときは、重力に逆らうので起こしにくくて腹筋を必要とします。立位の前屈では、腹筋も鍛えることができるわけです。

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執筆者/はま

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