リストラティブヨガは、一週間に一度は参加したいクラスです。緊張しきった筋肉を解放してあげることは大切です。
最初から最後までヨガマットに横たわっているようなクラスです。
クラス内容
・「リストラティブ=心身回復」を目的とします。
・ブランケット、ボルスター、ベルトなどの「補助用具」を使用。全身の力を抜いた無理のない姿勢でゆっくりとポーズをとります。
・ほぼ静止の状態ですが、適切なポーズをとることで、筋肉をじわじわと伸ばし、疲れた身体、心、神経を鎮め、深いリラックス状態へ導きます。
この記事の目次
リストラティブヨガの特徴
リストラティブヨガのクラスは、レッスン時間は通常のヨガクラスと同じ75分ですが、ポーズの数は極端に少ないです。それは、1つ1つのポーズにかける時間が長いからです。
それと、ヨガを始めたばかりの頃って、呼吸が合わなくて難しいと感じることがあると思いますが、リストラティブヨガのクラスでは、吸ってぇ~、吐いてぇ~の呼吸をあまり意識しなくてもいいです。ポーズに入るときに、息を吐きながら行なうぐらいです。
ヨガに慣れていない方にはおすすめのクラスです。活発に動きたい方は、かなり物足りなさを感じられるかもしれません。
プロップス(補助ツール)を多く使うため、一人の専用領域が広くなります。なので、最大参加人数は通常クラスの半分(12名)です。
プロップスを使った体側伸ばし
リストラティブヨガでは、多くのプロップスを使います。今日、使用したプロップスは以下のとおりです。
リストラティブヨガのクラスでも体側伸ばしのポーズがあります。
この体側伸ばしのポーズも数分間キープします。通常のクラスであれば、数呼吸のキープが、リストラティブのクラスでは数分間になります。
だから、ゆっくりじわじわ効いてくる感じです。無理な姿勢で行うこともないので、気持ちもとてもリラックスした状態です。
リストラティブのクラスでは、次のポーズへ移る前にプロップスの準備の時間があります。先生の指示に従って、ブランケットを丸めたり、ブロックやボルスターを並べたりします。
プロップスを使った体側伸ばしの進め方
- プロップスを準備します。ヨガマットにボルスターを横に置きます。
- ブランケットを丸めて、ボルスターの先に置きます。丸めたブランケットは枕になります。ボルスターとボルスターの間隔は、片腕が入るくらいのスペースです。
- 準備ができたら、ボルスターの横に横座り(お姉さん座り)します。右太ももにボルスターがピタッとつくようにします。
- ボルスターと丸めたブランケットの間に右手を置いて、右手は前へすべらせます。手の平は上に向けます。
- 頭は丸めたブランケットに置きます。
- 左手を頭の上へ伸ばします。(ここまでは自分で行います。以下は先生がやってくれます。)
- 先生が頭の先に伸ばした左手の下にブロックを置いてくれます。ブロックの位置や高さは先生が調整してくれます。
- 数分間キープします。
- ゆっくり起き上がって、反対も同様に行います。
プロップスの体側伸ばしの主な効果
- 左右の体側伸ばし
- 内臓の活性化
- 血行促進
- 代謝アップ
体側をとっても気持ちよく伸ばすことができます。
先生がスタジオ内を周って、一人ずつに合った高さと位置を調整してくれるので安心です。一人ずつ、ブロックの位置も高さも異なります。左右でも位置が異なります。
起き上がると、体側が伸びた感じがはっきり分かります。横になったままなので、身体の緊張も少ないんですね。
リストラティブヨガのポーズの中でも大好きなポーズです♪
体側や脇腹を伸ばすことで内臓を活性化させて、血行もよくなり、代謝アップにもつながるポーズです。